小学校受験準備をブラッシュアップ
「受験幼稚園って? 暁星小・成蹊・早実・立教・幼稚舎・横浜初等部受験」
麻布みこころ(西麻布)、枝光会附属幼稚園(伊皿子)、枝光学園(中目黒)、枝光会駒場、若葉会…これらの幼稚園を受験幼稚園と呼ぶ人がいます。近年では高い競争率になっている港区の麻布山、南部坂、サンタ・セシリアや文京区の音羽幼稚園、世田谷区の上野毛幼稚園etc.の幼稚園、男子に限ってですが、東洋英和、雙葉、日本女子大豊明幼稚園も同様でしょう。
しかしながら、一般幼稚園や保育園の生徒であることが小学校受験にマイナスになる事は全くないのです。
では、受験幼稚園って何なのでしょうか?
⑴「附属幼・小出身者の多い幼稚園」
その中でも、若葉会や麻布みこころ、枝光会附属幼稚園、枝光学園、枝光会駒場は、小学校受験の歴史を保護者と共に体感してきた伝統の幼稚園です。
これらの幼稚園は受験生が多く通う幼稚園というだけでなく、保護者が私立附属幼・小出身者であったり、親族に出身者の多い家庭が在籍している特徴があります。
・専業主婦比率が高い。
・保育時間が短く、午後の習い事への移動が苦にならない。
・夏休み等の期間がとても長く、これも幼児教室の講習等への通いやすさを生んでいる。
・園長が受験生の保護者へのアドバイスや、場合によっては志望校への参考意見を述べるケースがある。
・余裕があるせいか、やたらに習い事で埋める傾向がある。
これらの幼稚園は休みの期間が多く、保育時間も短いのが特徴です。園に過度な期待をせず、保護者が自分の手でしっかりと手を入れる必要があります。名門幼稚園に預けて満足しているだけでは、子供は成長しません。
⑵「専業主婦率は高くないが、受験家庭の多い幼稚園」
世田谷区の上野毛幼稚園や港区近辺の一般幼稚園は受験生が多く、入園の競争率も近年上昇しています。
⑴と比較するとワーキングマザー比率も高く、受験に対して結果重視のシビアな感覚を持った方々が多いように感じます。
⑴や⑵の幼稚園に入園しないと、小学校受験の合格は望めないと思っている方がいますが、私立小学校はそれらの幼稚園の在園生を優先してはいません。強いて言うならば、受験という同じ目標を持つ家庭が多い為に、情報が多く入る可能性はあります。
しかしながら、結果が伴う受験家庭が多いために、情報に振り回されたり、人間関係の難しさも存在しますから、他者に振り回されない精神力を持って通う必要があります。受験期間だけでなく直前の時期に欠席者が多くなるのも特徴ですから、受験をされない家庭は避けた方が良いかもしれませんね。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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