願書&面接対策カウンセリングの勧め
コロナ禍の受験が続きましたが、結果的に選びの基準は何も変わらず、ほぼ例年通りであったと私は思っています。
これも私立・国立附属校の歴史の長さ故の事であり、腹の据わった教育者の姿勢の表れだと感じた年でした。私達幼児教室も、経営者としてのスタンスと、教育に関わる者としての覚悟を問われた年だったと思います。
幼稚園や学校が平常通りに行われている現在、附属幼小の教育を必要としているご家庭の為に、すべきことを例年通り続けていく覚悟が必要なのは当然であり、昨年同様の姿勢で教室を運営し続けたいと思います。
さて、ご両親もそろそろ親の準備が必要であることを感じるような時期になりました。
願書は面接を有意義な時間にするための材料です。
面接担当者がその家庭や人物に興味を持ち、質問をしたくなる願書…そういう願書を全ての家庭が書ける筈なのに、現実はどうでしょう…
他の家庭の願書としても通用してしまうような願書は、興味も持てず用意していた定番質問をして終了です。
そういう願書を提出してしまうご家庭が如何に多いことか…
願書の言葉の一つ一つは貴重であり、聞こえの良い言葉は無用です。もちろん美辞麗句も無用です。
言葉に興味を持ち、何故そう思うのかを確かめるために附属幼小は面接の機会を用意しています。
附属というコミュニティに相応しい社会性や、真実だけを述べる誠実な人柄を対話を通じて見抜く為に面接の機会を用意しています。
面接の材料になるのが願書なのです。だから願書と面接は対の関係です。
ご両親の家系や育ち、そして仕事や趣味…これまで生きてきた両親それぞれの履歴は、ご両親を理解するための材料です。
その材料を導き出し、ご両親それぞれの軸足を見出す為には、濃厚な対話の時間が必要です。
「軸足を基にその家にしか書けない願書を書いて欲しい!」それが私の本音です。
その為に最低1.5時間の面接時間を下さい。
同時に面接準備も一緒に済ませてしまいましょう。
可能であれば両親揃ってが良いですね。
もちろん夫婦別日での面接も可能です。
夜間でも結構です。
附属幼小受験という限られた機会に挑戦するのに、費用や時間を惜しむ方は結局損をします。
「そんなことを書いても(言っても)構わないのですか?」多くのご家庭から発せられる言葉です。
何故その言葉が必要なのかを「願書&面接対策カウンセリング」で示しましょう。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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