幼小受験準備をブラッシュアップ
「我が子が女子校向きではないと言われたら」
保護者から「お嬢さんは、気が強く活発なので、共学タイプですね…と以前の教室で言われたので、女子校を諦めました。」とよくお聞きします。
見かけだけでそう決めつけるのは、附属幼・小未経験生徒の保護者と同レベルではないでしょうか?
この手の言葉はけっこう一人歩きをするもので、勝手にそう思い込む母親が多い原因となっています。
通学時や校内の姿と私服に着替えた時の姿は、別物であることが普通なのですが、イメージで決めつけるのは仕方のないところでしょう。
「表の顔」と「裏の顔」ではないですが、ミッションであろうと無宗教であろうと、女子校の生徒は場によって姿を変える、TPO的な能力を身につけているものです。
私から言わせると、「女子校の考査で先生方から好まれる子供は、皆さんが想像するより幅が広いのですよ。」ということになるでしょうか…
実際、通ってみると清楚なお嬢様ばかりのイメージが先行する女子校にも、様々なタイプの子供がいることに気が付くでしょう。いわゆる共学向きと決めつけられる子供も結構います。
違いがあるとすれば、父母の平均的な姿の違いです。例えばカソリックでしたら、白百合と雙葉は右と左ぐらい違います。プロテスタントなら東洋英和と青山学院も同様です。
魅力的な子供はどの附属幼・小でも欲しいのです。でもそのイメージに染まる指導を繰り返しても、附属の望む魅力的な子供になるわけではないことに気づいてほしいのです。
・自分の眼力を信じ、過ちを恐れない育て方や準備をする。
・他者から聞いた情報は鵜呑みにせず、何故そう言えるのか理由を確認し、自身でマネージメントができるように成長していく。
・夫婦片方の考えだけで突き進まず、常に相手に自分の姿をチェックしてもらう。
・教室への相談は、常に母親だけとか夫婦一緒ではなく、夫婦が別々に機会を持って、パートナーに遠慮なく相談できる場を持つようにする。
以上のような事を大切にして、合格への道を歩んでください。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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