10月30日(日) 年長クラス直前特別講習最終日、最後の一時間半に卒業式を行います。
昭和39年(1964年)創立以来、続けてきた卒業式…
明後日から都内の附属小受験が始まる時期ですから、出陣式と捉えても構わないのですが、卒業証書を渡す私達にとっては幼稚園の卒園式と同じ思いです。
最も長く通会された子供は四年間、最も短期間の子供は9月からの二か月間…
ご家庭と関わった期間は様々ですが、全てのご家庭の子育てに深く関り、幼児期の受験という厳しい選択をされた家庭が、良き経験だったと後日確信する為の導きが出来たのか?
卒業式に出席される親子の表情や様子がその回答だと思っています。
明日からは、自身が決めた都内の小学校受験の考査会場に我が子を送り出す親として、私立や国立附属に相応しい存在に成長したのかを問われる日々が続きます。
筑波、お茶の水、学芸大附属各校を受験するご家庭にとっては、12月中旬まで続く長丁場になります。幼児期の受験経験は、両親が真の親になるための最良の経験になるのです。
最良の状態で考査会場に臨み、不慣れな場や初めて対面する教師や他の子供達の中で我が子が不安にならない為に両親が出来ること…
「我が子を信じてあげる事」「落ち着きのある接し方」「我が子を見守る穏やかな表情」「我が子のミスを受け入れる包容力」
良くも悪くも、その結果全てが自己責任です。
親であることの意味を理解して欲しいと願っています。
今年も、幼児教室ではなく「けいしんかい幼稚園」として卒園式を迎えられたようで、年長クラス保護者の皆様から頂いた生花には「ごそつえん おめでとうございます」と、子供達にも理解できるように、ひらがな表記の札が添えられています。
保護者の皆様に頂いた花は枯れてしまいますが、保護者の方々から頂いたお気持ちはいつまでも私達の心に残ることでしょう。
今日は、久しぶりの保護者に対面で見守られながらの卒業式になりました。
♪来会出来ない方の為にzoom配信も有り
コロナ禍の心穏やかになれなかった日々が、少しずつですが平常に戻りつつあります。
いまだマスクの取れない子供達ですが、彼らの目には自己との闘いに打ち勝った自身がみなぎっています。そして共に頑張ってきた友を慈しむ優しさがあります。
コロナ禍以上の災難が訪れたとしても、再び跳ね返してくれるでしょう。
彼らと過ごした時間は私達にとって至福の時でした。
ご卒業おめでとう!心からお祝い申し上げます。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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