幼稚園・小学校受験のmanagement91 小学校受験直前一カ月に大切にしたいこと。

９月２５日（日）第六回模擬テスト（総合回）を行いました。

今年の模擬テストも今回が最終回です。

普段着で通う子供が大半の当会ですが、全員が考査用の服に身を包み、私語を慎み、メインテスターの指示をよく聞いています。

考査用の服は、自身の弱い心に打ち勝つための勝負服です…「最高の結果を出すぞ！」という意識があるときのみ身を包べき服です。

当会が10月に模擬テストを行わなくなって久しいですが、9月一杯で模擬テストを終了するのは、子供達が模擬テスト通いで疲弊しないようにとの配慮からです。

既に考査が始まっている時期です…

合格させたいという強い気持ちは大切です。

しかし、親の自己満足の為にやみくもに模擬テストを受けたり、心配のあまり、学校別対策や刺激を与える為に初めての教室等に通うのは、子供にとって負担が大きいので、よく考えて選択してください。

家庭学習でも、やった事の無い問題ばかりを行うのも、自身を無くす原因になるので気をつけたいところです。(あまりに短期間の為に準備不足であるケースを除きます)

また、準備が順調で好調の時ほど、基礎問題をなめて落としやすい状況を作りやすいので、、難度の高い教材ばかり行うのも要注意です。

考査時期が近づいてから、急に不調になると親子共に慌てるものですが、学習に慣れすぎて聞き取り能力が低下していたり、頭の疲れで思考力が低下していたり、そもそも飽きてしまっているケースもあるので、遊びや好きな事だけ行う日を設けたり、学習時間以上に遊ぶ時間を設けて、心身共に元気な状態に蘇らせる必要があります。

仕事同様に、意欲ある状態に子供を導くのは親の知恵次第ですから、親自身が良き精神状態でいられるようにと願っています。

本年度の模擬テストも終了し、東京以外の各県の考査も本格的に始まります。最後の一月磨き上げ、魅力ある子供に仕上げましょう！