本日から、春期講習【A期間】が始ま絵りました。
前期は最年少(AM)と年少クラス(PM)の指導です。受験まで約六ヶ月の時期として少なすぎず多すぎずの程良い受講者数となっていて、応用機に向かう為の基礎力完成に相応しい講習となりました。
最年少クラス
年少クラス
ところで、カウンセリング等の機会で「受験までの準備の流れや、子供がどのように成長し受験生として仕上がっていく課程が想像できない」というご質問が多いので、受験までの過程に於ける春期講習の意味を簡単にまとめておきましょう。
保護者の方々に理解して頂きたいのは、年長クラスは冬期講習を経験済みですが、他の学年にとっては初めての「四日間の連続授業(中一日休み)」が子供達の飛躍的な成長のきっかけになるということです。
当会の6泊7日のサマースクールが三か月程度の成長を生む理由の多くは、「親から離れ他の子供達と集団生活をする」なのですが、春期講習も「他の子供達と共に四日連続の授業を続ける」事から生じる成長は大きく、四月以降の応用期に向けてこれまでの基礎期間で学んだものを定着させることでは、サマースクール同様の大きな効果を生み出す機会です
基礎期間はまだまだ保護者も子供の様子を見守るばかりで、我が子は受験に間に合う成長をするのか?不安ばかりが先行しがちです。
受験経験が一度でもあれば、最後の仕上がりまでの過程が見えるのですが、初めての保護者が不安で一杯なのは当然のことですね。
だからこそ、今後の親の在り方や子供への関わり方を導く機会となる授業解説時間や、面談の機会は重要であり、受験学年の家庭に対する、春期講習後の面談はとても大切な機会です。
しかしながら、頭ではわかってはいても明らかな子供の成長が見えてこないと、今後の受験期までの期間にとても重要な「親の関わり」に対して、腹の据わった親の姿勢が生み出されるものでないこともわかります。
春期講習のような連続授業は、基礎期間で学んだものを定着させ、ご両親にとっても我が子の成長が明確になる為に、受験生の親になる覚悟ができるきっかけになります。
幼稚園のコミュニティと似た人的環境の慶進会では、成長された保護者の影響が徐々に浸透していくので、今後急速に保護者の一体感が生じていきます。
保護者が成長していくと、子供への影響も著しくなっていくもので、相乗効果で子供が成長をしていきます。次にこのような効果が大きいのは夏期講習ですから、その時期までは親子共に応用期の成長をして、気が付かない間に受験家庭の姿になっていくのです。
入園・入学後の制服が似合う子供であるかどうかは、考査日に先生方が見事に判断されます。その園や小学校に相応しいご両親であるかは、面談日にしっかりと見抜きます。
その日までに、親子共に成長していく為に必要な機会…それが講習の意味です。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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