昨年三年保育受験を経験し、4月から附属幼稚園に通園することになった最年少クラスの子供達は、11月を過ぎても年少クラスに通い続けるご家庭が多く、11月以降に年少クラスに入会されたご家庭にとって、当会に馴染むまでの手本的存在になっています。
通い続けたご家庭も、新年になっても継続して通われる家庭以外は、昨年末に卒業されるのが例年の流れです。
来週木曜日から春期講習(前期)が始まります。受験後は週一回受講が定番となっている
為、金曜日受講の生徒は本日が最終授業となります。火曜日受講の生徒は来週22日が最終となります。
本日卒業の生徒三名から、卒業の挨拶に加えお気遣いの品を頂きました。年少クラスとはいえ、まだまだ幼い子供達です。その意味を理解してはいないでしょう。
でも来週以降、一年以上も毎週通った場に行かないことを不思議に思う子供達の姿をご両親は目にすることになるでしょう。
人生は、出会いと別れの積み重ねです。教室以上に魅力ある場所である附属幼稚園に通っている間に当会に通った記憶は徐々に薄れ、親子共に成長をされていくことでしょう。
年長クラスの卒業生の親御さんから、卒業後「けいしんかいlossの日々に慣れるのが大変でした…」という声をよく耳にしますが、1月から始まった就学前指導に通っていた十数名の卒業生達も、20日の日曜日の最終指導指導を最後に、教室に通う機会はなくなります。
幸い、卒業後も定期的に丸付け先生に来たり、中学や大学進学の挨拶に来て下さる生徒たちに会えることも多く、その学年毎に友人関係になった保護者の集いも継続しています。
先日、芸大受験中の卒業生が来会した時も、「同学年のけいしんかいの友人とは、最近はなかなか会えなくなりましたが、母親達はよく会っているみたいです…」と聞きました。
卒業した子供達が、いつまでも忘れない当会の思い出として述べるのが「夏のサマースクール」です。現在の山中湖、その前の那須、中には三十年以上前の熱海時代の事まで覚えている当会出身の父母に会うこともあります。
思い出せば、楽よりも苦有りの経験ですが、当会のほとんどの教師が経験した特別な宿泊経験が、私達に与えたものは大きく、その経験が子供達にも鮮烈な記憶として残っていることを聞くたびに、継続の原動力になっていることは間違いのないところでしょう。
最年少クラスから年少クラスに亘り、通い続けて下さった子供達も、制服を着て遊びに来て下さる度に、この小さな教室で学んだ日々が蘇ることでしょう。
長い間、私達に向き合って下さった事に心から感謝しております。
ありがとうございました…
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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