12月10日(木)成蹊小学校の追加合格報告を頂きました。
成蹊小学校は補欠発表が無く、不合格者から追加合格の一報が翌年2月末まである学校です。数年前から、追加合格の可能性があるご家庭に11月中の事前連絡が有り、今回のように追加合格発表されます。
あくまで当会のケースですが、追加合格の可能性が高いという一報があったご家庭は、昨年まで全て合格に繋がっていましたので、「絶対はないですが…」という条件付きですが、可能性が高いことをお伝えしています。
成蹊のような補欠発表無しの結果発表は、校長先生から直々に追加合格連絡が突然あって、まるでサプライズプレゼントのようです。
しかしながら、そのことが知られるようになると、不合格家庭の多くが期待してしまう可能性があるので、当会では、授業や模擬テスト結果を通じて可能性の高いと判断できるご家庭だけにお伝えしてきました。
成蹊小のように、追加合格の可能性が高いという一報を学校側が出すようになってからは、一報があってからどういうことかをお伝えするようにしています。
附属小学校では順位付補欠発表が主流ですが、二月末とか三月末まで繰上り合格がある補欠繰上り合格に対して気を病む方もおられるので、何番が追加合格したという情報をブログで流すわけにもいきません。
前番号で止まったまま4月を迎えてしまうケースもあり、個人的な場合でも情報伝達には気を遣います。かなり以前ですが、補欠〇番の生徒になりすまし、「補欠ですが辞退いたします」のような電話する例もあったことを聞いています。学校側は不正が行われないように確認を取るので心配はないのですが、人間という生き物のあさはかさを象徴する例だと思います。
教室で高い総合力を身につけていた子供であれば、補欠となっても追加合格の可能性は十分にあります。今年のようにコロナ感染対策中の受験という特殊事情であっても、成蹊小だけでなく、幼稚園・小学校何れも合格結果に違和感を感じることはほとんどありませんでした。
今年は、教室の事情に翻弄されたり、学校の様子が見聞出来る説明会が全て無くなる(zoomでの説明会は実施されましたが)などの事情に対する、保護者側の対応力の差は、結果に大きな差が出た年だと思います。
前月に続き今月も体験授業の参加者が多く、保護者の期待に身が引き締まる思いですが、
コロナ感染が来年にどのような影響を与え、どのような年になろうとも、私たちは変わらず努力を続けてまいります。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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