9月22日(祝)埼玉県の西武学園文理小の複数合格報告がありました。
数名の会員から合格報告を頂き、令和二年度の受験もいよいよ始まった実感が涌きます。
と同時に不合格の報告もありましたから、受験の厳しさもご両親同様に感じています。
身についた力量を発揮する為に必要な点は多々ありますが、最も大切な事は、その附属校が第一志望でなかったとしても、真剣に向き合うことだと思います。
よく「滑り止め校」という言葉を口にする方がいますが、幼稚園と小学校受験ではその言葉を安易に口にすべきではありません。たとえ、模擬テストの成績もよく精神的にも安定していたとしても、相手をよく知らずに受験に臨めば、合格の二文字を手に入れる事はできません。
親子面談からの帰り道、娘さんに「パパ台無しね…」と言われてしまった父親は珍しくありません。幼稚園と小学校を舐めてはいけないのです!
また、我が子は世間を知らない幼児であることを忘れないでください。初めての環境から受ける影響は大人が考える以上に大きいのです。だからこそ私達は授業で変化球を投げ続け、他者からの刺激を多く受ける事の大切さをご両親に伝え続けるのです。
でも子供以上に心配なのはご両親です。出身者であっても親の立場で附属校と向き合った経験はないのです。まして公立出身者がほとんどなのですから、大人であっても平常心で臨める方などまずいないのです。
親の不安は子供に影響します。我が子の精神状態が普通でないと感じた時に、子供の心を落ち着かせるのは両親しかいないのです。その両親が動揺していて子供が力量を出し切れることなどありえません。
幼児の受験は、親の力量を問われているようなものです…
まだ受験は足を一歩踏み入れたところです。今年は新型コロナ感染対策で筑波大学附属小受験が一か月前倒しになるなど、例年より期間は短くなりましたが、9月から11月末までの長丁場なのが附属幼小受験です。
「やれることは全てやりました。あとは結果を受けとめるだけ…」
親子共にその心境になれるまで私達が支えましょう。
思考力upの為のペーパー指導のツボ⑴
小学校受験のペーパー教材を用いて、お子様の思考力を伸ばすために、 ご家庭でお母さんが、どのように指導すればよいかについて講義させていただきます。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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