11月8日(金)日本女子大学附属豊明幼稚園の合格報告が届きました。
昨年は早めの時期から入会された家庭が多く、たっぷりと指導期間を頂いた為に発達も良く、保護者の精神的余裕があったせいでしょうか、出身者に極めて厳しい結果の年という運も加わって無縁家庭の合格が続きました。新園長が就任された今年の結果はどのようなものだったのでしょうか。
三保・二保附属幼稚園の考査は、生活力や社会性の発達を通じた「子供の育ち」そして最も大切な「心の成長」を中心に選抜されますが、母親の就業率も高く、雙葉や学習院と同様に学問を大切にする家系に好まれてきた豊明幼稚園(三保)と暁星幼稚園(二保)は、「思考力の高さ」も条件として重視され、合格者の発達の良さが目立つ幼稚園です。
それだけに、幼さの目立つ子供の多かった今年は、受験直前の10月に仕上がる子供が多く、余裕がある状態とは言えません。9、10月から考査経験を重ねながら成長することが可能な小学校受験のようにはいかないだけに、綱渡り状態でした。
10月に仕上がってきた子供たちの姿を見て、「子供って磨くとこうなっていくのか…」と感じた保護者も多かった今年ですが、「子供に手を入れる」ことの大切さを理解され、厳しい受験に向き合いながら、自身も成長していることを実感されているのではないかと思います。
明日はいよいよ横浜初等部の一次考査です。私立最後の大学附属小学校受験に臨む小さな戦士達の奮闘を期待しています。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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