11月10日(日)の「祝賀御列の儀」は、即位を宣明された天皇陛下と皇后様が、多くの国民から直接、祝福を受けられる晴れの舞台です。パレードは皇居から出発し、当会のすぐ近くの平河町を通り、青山通りから右回りで赤坂御所に到着するコースの予定です。
新宿通りから四谷見附を通り、権田原方向に向かうのであれば、陛下の母校である学習院初等科の前を通られる事になるのですが…多くの国民が祝福する目的ですから青山通りを通るのは仕方のないところです。
11月7日(木)陛下が学ばれた学習院初等科の合格報告が届きました。
学習院と属性が一致するご家庭は、当会の会員の中で甘く見て例年10~20%程度でしょうか…
学習院初等科の合格には、子供の高い総合力が必要条件ですが、その上に学問を大切にされてきた家系ならではのご両親の佇まいと、目上の人との関わり方や言葉遣いを身に着けた子供という条件も加わります。
私には到底無理な条件ですが、育ちの良さはお金で買えないものだけに、地位も財力も学歴もある方にとっては魅力ある育ちの環境です。今年も高学歴家庭の志願が目立ちます。
学習院初等科の育ちに相応しい家庭を見抜くのは私の仕事です。直観のようですが実は冷静な分析が必要なのは言うまでもありません。幸い今年も初等科の合格報告を複数頂けました。
ところで、初等科発表の直前である昨日、受験への陣中見舞いだったのでしょうか、学習院初等科から高等科まで学んだ当会の卒業生が、自己推薦入学で慶應大学へ合格という報告を持って母子で来会されました。自己推薦入学を決定づけた提出書類の詰まったファイルには、彼女の輝かしい活動歴が詰まっています。
当会を卒業後、学習院の友人たちから得た情報や紹介で関わったNPO法人の活動や、続けてきた陸上競技やピアノの輝かしい履歴等々がそのファイルには詰まっていました。
「これぞ私立一貫教育の育ち!」とでも言うべき人生の彼女は、新天地である慶應義塾大学でどのような人生を歩んでいくのでしょうか?ご両親同様見守っていきたいと思います。
今、15時を過ぎたところです。成城学園の面接を終了した親子が、面接の報告で来会されるようです。明日は日本女子大学豊明幼稚園の発表です。
附属幼小受験はまだまだ続きます。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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