「けいしんかい水槽」新たな入居者が…
先日ゲンゴロウのペアが同日の夜間に死んでしまいました。
雄雌で飼っていた生き物が同日に死んでしまうのは珍しく、前日の夕方に二匹で仲良く水中ダンスをしていたのに…
子供達の人気者であっただけに落胆していました。
早速代わりのゲンゴロウを入手する事に決めて、長年お付き合いをしている浅草の国産淡水魚・生物・植物の専門店「アクアフィールド」代表の織田さんに泣きつくと、暫くしたら入荷するとのことでした。
タイコウチとミズカマキリも入荷するとのことでしたが、生餌を食べる水中昆虫は今回見送ることにしてペアのゲンゴロウと来年成虫になる「ルリボシヤンマ」のヤゴ二匹を注文しました。
二月のブログでもお伝えしたのですが、ゲンゴロウは日本の田んぼや小川でよく見られた水生昆虫です。以前飼育していた生きた生物を捕食するタガメや水カマキリと違い、ゲンゴロウの成虫は生きている生物ではなく、死んだ魚や赤虫、魚類の餌など何でも食べるので、飼いやすい上に、ペアでダンスをしながら泳ぐので、二歳の子供達にさえ人気なのです。
前回仕入れた時に「今年30匹仕入れたけれども、メスが1匹しかいなくて…」と伝えられたので、今回はペアを仕入れる事ができてラッキーでした。
写真のように、水槽に放つ前に最年少クラスの子供達に公開すると、勇気のある子供は指先で触れて、そのうちに指で掴みだしました。
ひっくり返ると机の上でクルクル回りだし、回転が止まらないので面白いのですが、可哀そうですから水槽に放しました。
「ルリボシヤンマ」のヤゴはまだ小ぶりなので、150㎝の水槽に入れると隠れてしまい観察できなくなります。今回は子供達が観察しやすいように小型の水槽に入れることにしました。来年トンボになる様子が観察できると良いのですが。
ゲンゴロウのペアがこの水槽内で繁殖することを夢見て、明日からしっかり面倒をみることにしましょう。受験直前の小さな癒しですね…
外部生の方は体験指導やカウンセリングの時にご覧ください。運が良ければゲンゴロウのダンスが見られますよ。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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