続けて、弁護士や税理士などの国家資格を持つ家庭や家系はどうでしょう。
このような職業の家庭の選びは、法人企業勤務家庭と類似傾向があります。大学受験や就職試験、国家試験を乗り越えてきた方々が、中学受験ではなく附属幼小受験を選ぶ理由は、中学以降では得にくい「育ちの影響」を我が子に与えたいからです。
加えて、公立校育ちの方には理解しにくいのですが、附属幼稚園や小学校は両親にとっても教師や他の保護者からの人的影響が大きく、子供と共に成長していく場という価値もあります。
また学友やその紹介者が、弁護士や税理士事務所の顧客として徐々に増えていくという副産物もあるのです。これは個人病院経営の医師も同様ですね。
法人企業勤務家庭や、弁護士や税理士などの国家資格を持つ家庭や家系の方々にとって、下記の分類のCの選択も捨てがたいでしょうし、系列大学のない附属や成蹊小のように、大半が大学受験をする大学附属校も含むBの選択も有ると思います。Aの選択であっても、本人の意思で他校の受験をすることなど珍しくないですから、A〜Cの混合型もあるでしょう。
知名度の高さに拘り過ぎて、折角身につけた実力を発揮できないような人的環境の附属選びを避けるのは賢明な選択です。どのような環境でもねじ伏せてしまうような図太い子供は限られていますから、受験の厳しさを知る者だからこそ可能な賢い選択を期待しています。
A,系列大学に進学する割合の高い附属校
B,大学受験校(系列大学の有無に関わらず)
C,中学受験校
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