5月1日(水)令和元年の今日、新陛下即位の喜びの声に包まれました。
TVでは、陛下の学習院幼稚園や初等科からの学友が出演し、思い出話を語っていました。
幼稚園や小学校時代の友人との思い出は、重ねた会話の記憶も残る中学以降と違い、一緒に何を行ったかの記憶が中心ですが、友人の兄弟姉妹や両親からの影響も多く、人間形成に多大な影響を与えるものです。
私立や国立大学附属の場合、在籍学年の前後三年以上の生徒達との交流を大切に考え、学校側が様々な機会を用意しています。恐らく陛下も学年を隔てた学友との思い出を、数多くお持ちなのではないかと想像できます。
番組に出演した学友たちも、幼稚園や初等科の時間を通じて目にした陛下の素の姿を知っているだけに、本日の即位に対して感慨深いものがあることでしょう。
学習院幼稚園と初等科は、皇太子殿下を学内では特別扱いしなかったと学友であった方々からよく聞きましたが、私立や国立附属は名家や地位の高さ、裕福度の差に関係なく生徒達を平等に扱い、身分で人を区別せず尊重し合う姿勢を教えてこられたのだと想像できます。
学習院だけでなく附属幼小の生徒は、学友の親達からの影響も多く、様々な家系や職業がもたらす家風の違いを肌で感じながら、個性豊かな教職員からの人的影響力の価値観を、卒業後三十年を経た頃に理解するようになるのです。
私の仕事は、各家系を継ぐ宿命を持つ子女の育ちの原点に、家庭では不可能な影響を与える仕事ですが、ご両親自身が自身の育ちについて深く考え、育ちの大切さに気付いて頂けるよう導く仕事だと思っています。
平成に続き令和の時代も、大切な後継者である子供達の教育と保護者への導きの教場として、より質の高い場となるよう努力したいと思います。
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