本日発信の文春ホットラインで以下の記事を読みました。
「昨秋の受験で息子を青学初等部に入学させるため、堀田宣彌理事長や山本与志春院長らに対し、高額の接待を繰り返した会社経営者が、その詳細を学院側に内容証明書で郵送し、青山学院が内部調査している。」
「その総額は、160万円超にのぼる。また鎌田氏は、受験前に計300万円を青学側に寄付している。さらに堀田理事長が鎌田氏の「推薦状」を受け取っていることも分かった。その推薦状が学院長に渡され推薦順位一番とされた。」
「内規で禁じている推薦状を受け取るこれらの行為は青山学院の無い気に抵触している可能性がある。」
「口利きを依頼した会社経営者の息子は不合格であった。」
「内部調査の結果、推薦状は合否を決める初等部には渡っておらず、理事長は封筒の中身を見ていない。」
以上が、本日発売の週刊文春の6ページの記事の内容のようです。
口利きを依頼した当事者からの告発という、過去に詐欺事件として世間を騒がせた某私立附属小の件と同様の報道が、真実であるかどうかはともかく、ひたむきに子供と向き合ってきた初等部及び幼稚園の教職員や、ご家族全員の頑張りで充実した学院生活を手に入れてきた過去の多くの無縁合格者や、卒業後も貢献し続けてきたからこその人的価値を持つ出身家庭の努力を踏みにじるものです。
そして、先日発信した、開成や慶應中等部に進学した初等部生同様に、無縁率が極めて高い当会から巣立って行った子供達を指導し、ご両親を導いてきた私達にとっても、合格していれば「我が家の努力の結果」として語っていたに違いない会社経営者の厚顔無恥さに憤りを感じざるを得ないのです。他の幼児教室の先生方も恐らく私達と同様の思いに違いありません。
三百万円の寄付金にしても、在園、在部時代に人的貢献を重ね、卒業後も引き続き気にかけてきたご両親や生徒達の無益の奉仕と、機会あるごとに行ってきた寄付の尊さを知っての行為か!と言わざるを得ないのです。
週刊文春の報道が、「あーやっぱり縁故じゃないと合格しないのか!」ではなく、「理事長や学院長が推薦したとしても本人や両親、祖父母の努力をし、結果を出さないと合格は有りえない」と読者に読み取って頂けることを心から願うばかりです。
「プリマークラス」は四月スタートです。
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