11月15日(木)慶應幼稚舎の複数合格報告が届いています。
幼稚舎志望の家庭が当会では減少している現状を先日お伝えしました。それでも当会では志願者が十名近くいたように、やはり小学校受験では一目置かれる存在であることは間違いはなく、「競争率の高さ」「辞退者の少なさ」が証明しているように思います。
義塾への貢献度と出身者優先の選びとはいえ、その条件を満たしているご家庭でさえも合格の二文字が簡単には得られない附属小です。「何が出来て、何が出来なかった…」のような次元で合否理由を語るべき学校では無いように思います。
無縁家庭にとっては、数十名に一人の逸材として何かの分野に長けていることが合格に近づく道であることは否定しませんが、「オーディションのようなもの」と表現をする方もいるように、「(子供の)器の大きさで合格する」と表現するのが適切だと私は思っています。
今年度は男女一名ずつの合格でしたが、彼らが高い競争率の中で選ばれたという勲章を胸に、幼稚舎の育ちを経て世に羽ばたいて欲しいと願っています。
合格おめでとうございます。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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