9月も既に8日ですね…

 

先日から東洋英和幼稚園の両親面接日時のご報告が続いています。

ほとんどの附属幼小が郵送での願書提出となっている時代に、保護者が並んで提出する形式を頑なに守っていた英和も、昨年度からとうとう郵送になってしまいました。

 

昔はアルバイトをやとって深夜から並ぶことも多く、一番は合格しないのよ…なんて聞くと譲りあったり、ラッキー番号の７番を取得して満足気な母親がいたりと、親の心理というのはいつの世も同じです。

 

付近住民から深夜に並ぶことへの苦情も頻繁にありました…。

合格発表も郵送やWEBを利用する附属がほとんどで、掲示板発表は少数派です。校（園）内で悲喜こもごもの表情の保護者模様を見ることが無くなった発表は味気ない気もしますが、時代の流れには逆らえないということでしょうか…

 

ところで英和の面接日時が決まると不安も増すようで、面接練習依頼で私の予定表も埋まります。勿論、白百合、日本女子大豊明、青山学院、成城学園、雙葉…他の附属幼稚園の依頼も次々と…

 

これまで何度も語り合ってきたご両親と「模擬面接」を繰り返せば、私との流暢な対話は可能になります。しかしながら模擬はしょせん模擬に過ぎずで、子供が受ける模擬テストと同様に本番度胸の差が決定打になる世界であることを認識すべきです。

 

それでも私としては、慣れた環境とはいえ、質疑応答を通じて私立附属が必要とする保護者としての魅力を見いだせるような言葉を引き出し、保護者が不安なく面接会場に臨めるようになって頂く為に模擬面接を繰り返すのです。

 

自分の考えや言葉で述べられるようになった両親だけに可能な、今まで述べたことの無い「面接現場の珠玉の言葉」を今年も期待しています。

 

 

　　　　　麹町慶進会　塾長　島村　美輝　　　　　　　　　
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