話の聞ける子供に育てる…幼児教育の基本中の基本。

カウンセリングや面談などの機会が多いせいか、話を最後まで聞く姿勢の大切さを保護者の姿から学んできました。


幼稚園や小学校の面接は、「保護者の素性」「理念や方針」「子育ての実際」を確認しながら、人柄と人材として価値をご両親から見極める機会なのです。


ところが、面接は対話というキャッチボールであることを忘れてしまい、一方的に発信のみだけを繰り返そうとする保護者がいます。


「人の話を聞く姿勢」が出来上がるのは、幼児期から小学校低学年です。その時期に備わらないと、社会人となって思い知る事でもない限り、身に着けることは難しいでしょう。


教育に関わってきた者は、人間の原点教育の大切さを知るだけに、発信のみだけを繰り返す人は、「人の話を聞く姿勢」を学ぶ機会を逸したのであろうと想像します。


幼児教室でしっかり手を入れさえすれば話の聞ける子供に必ずなります。「うちの子は話が聞けなくて…」よく耳にする言葉ですが、先ずは両親それぞれが「自分自身は人の話が聞けるのか?」を確かめるべきです。


子供は親からの刷り込みが大きいですから、親からの影響で「人の話が聞けない子供」になっている可能性は大きいのです。子供の事で悩む前に自分自身がどうなのかを問いながら子育てに向き合うべきなのでしょうね。



夏期講習(後期) 最年少クラス 絵本の読み聞かせの様子


 



     麹町慶進会 塾長 島村 美輝         
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