６月24日の日曜日、「小学校受験準備 第３回総合模擬テスト」を行いました。先週から主任と私は、考査結果を基にした面談が続きました。
最終志望校決定にはまだ早く、さりとて各家庭が選ぶべき附属小の絞り込みをしておかなくてはならない時期ですから、保護者の属性・子供の完成度…焦点がはっきりした面談でした。
第三回模擬テスト中の塾長セミナーは「合格に繋がる願書＆面接準備」がテーマでした。幼稚園受験の願書アドバイスは既に進んでいますが、志願校が多めの小学校受験もそろそろご依頼が増える時期です。願書記入に不安を持つご家庭にとってセミナーが参考になったなら幸いです。
伝えたいことが多すぎて絞り込めないとか、エピソードを盛り込もうとしすぎてまとまらない、備考欄や自由記入欄への記入内容等々…願書記入は考えすぎてしまいがちですが、とにかく書いてしまった方がアドバイスはしやすいです。
文章量が多くて入りきらない悩みのケースでも、重複記述や重要度の低い文章を削る事はさほど難しい作業ではありません。盛り込み過ぎの文章は、読み手に伝わらないだけでなく書き手の知性を疑われる結果に繋がりますから、一読で理解しにくい文章にならないように注意してください。
受験準備でよく見かける「願書と面接準備に大半の時間を割き、しかも長期化しすぎた為に子供と向き合えなくなり、子供の能力低下を招いてしまう」という状況にならないためにも、願書記入と面接準備は早めに手がける方が賢明です。
「受験二か月前から普段と変わらない穏やかに過ごせるご家庭」は、社会経験の少ない子供にとって最良の親でいられる条件です。「直前にならないと取り組めない性格なんで…」というのはよく聞きますが、パートナーや子供がいない、自分の流儀の通用する世界で通すべきでしょう。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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