教室の会員中の中で、私立附属幼稚園や小学校出身者は、例年5%~10%にしか過ぎない事を体験指導時やカウンセリングの機会にお伝えすると、皆さん一様に驚かれます。
勿論、個人の先生や多店舗系教室の一部の中には、比率が高いところもあるでしょうが、私立附属小学校は全国の小学校の1%にしか過ぎないのですから、附属幼小出身者以外のご家庭が受験生の大部分であるのは当然のことでしょう。
当会の第二回模擬テストの考査中に行う「塾長セミナー」で配布している、「第二回模擬テスト 過去の得点一覧と合格結果」に示している「保護者の附属幼小出身調査データ」を確認していただくと、10%でも高い割合であることが理解可能です。
それと同時に、「幼稚園・保育園の在園データ」で、保育園の在園生が想像より多く、「共働き家庭」と「専業主婦家庭」が共存する受験であることも理解されるでしょう。
これらのデータは、幼稚園受験結果でも同様であり、「専業主婦でないと…」「出身者でないと…」「教会に通う信者でないと…」「近距離でないと…」「転勤があるから…」合格は望めません…のような、「我が家は受験資格が無いのか…」という思い込みに繋がる誤った情報の発信源の罪は大きく、小学校受験がポピュラーな時代となった今、そろそろ払拭すべきことだと私は思うのです。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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