筑波・お茶の水大学附属…いよいよ国立附属小受験指導が始まります。

都内の私立附属幼稚園・小学校の受験がほぼ終了し、私立関連では慶応横浜初等部の二次考査や少数の小学校の二次募集だけとなり、残るは国立大学附属小学校の受験です。

先日、筑波大附属筑波の抽選があり、当会の生徒も数名の抽選合格報告がありました。学芸大竹早の抽選も済んでいて珍しく数名が抽選を突破しています。竹早は考査時期も早いですし、私立準備で身に着けた総合力で乗り切れると思いますが、筑波大附属は12月中旬に考査が行われるので、私立受験準備で身についた総合力が少々錆びついていますし、最も大切な考査に臨むモチベーションが無くなっています。

というわけで、当会では筑波大学附属対策を中心に受験指導を続けてきました。年長主任の行動観察指導の力を借りながらですが、この八年間は私が指導主任でした。今期から、指導主任が廣瀬先生に代わり、年中担当の太田先生や私がアシスタントを務めながら国立附属受験対策特別講習を12回の予定で行います。

お茶の水女子大はペーパーを使用しない考査で、自然の中の豊富な遊びや生活力が身についた子供を選ぶ独特の考査です。一方筑波は成蹊小学校と類似の三枚程度のペーパーを使用します。

定番の「話の記憶」「推理」「図形総合」それぞれが難度の高い知能判定のようなものです。そして特徴ある制作・巧緻性、運動を中心とした行動観察…全てに穴の無い総合力を必要とします。加えて成蹊小学校並みの瞬発力を伴う速度が要求される難関校です。

しかしながら、私立附属受験を終えた子供だけではなく、一次抽選通過後初めて受験用問題集を目にするような子供をお預かりすることも珍しくなく、年長児と年中児を一緒に指導しているような気がする時があります。

例年のことなので私も慣れましたが、私立附属合格者でも受験終了後暫く間が空くために、身につけた力量を発揮するようになるまで一、二週間かかりますから、全ての子供を一から立ち上げていくような気持ちで取り組んでいます。

12月中旬の二次考査までは一か月しかありませんが、「一か月もある」という気持ちを大切にして週三回の指導を続けていきたいと思っています。

初日は11月15日(水)です。月・水・土、各日二時間の指導を12月20日頃の考査日直前まで行います。

受講ご希望の方は、慶進会HPのお問い合わせフォーマットで案内書請求をしてください。郵送後、内容及び受講日を確認された上、希望指導日のお申し込みをしてください。回数分のお支払い(前払い 各回12,000円)となります。

*お茶の水女子大附属小は、11月下旬の抽選後考査日も近いので、それぞれの子供の受験準備や育ちの履歴によって対応が異なります。準備方法等は私に電話でご相談ください。

さあ、来週から国立受験準備指導が始まります。甘い顔は捨てましょうか…


        麹町慶進会 塾長 島村 美輝 

102-0084東京都千代田区二番町92日興ロイヤルパレスB1
     Tel 03-3265-7774 / Fax 03-3230-4737
                                              

        http://www.keishinkai.ne.jp/




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