今日は11月4日(土)、5日以降に考査が行われる附属小や、考査期間の長い幼稚舎を残して、東京の附属小学校受験は前半戦が終了しました。今日も午前中から考査を終えたご家族が考査報告の為に次々と訪れる中、いくつかの附属小と附属幼稚園からの合格のお知らせが届きました。
先ずはプロテスタント男子校の立教小学校からの合格報告が届きました。併願校の受験の為に外出中に結果が郵送されていることも多く、報告を頂けるのが遅くなることの多い立教ですが、例年通り複数の合格結果を頂きました。
プロテスタントの男子校、そして六大学附属という東京では唯一と言える存在である立教小は行動観察中心の考査を二日間行う附属小です。大学受験志向の家庭が増えた小学校受験ですが、早慶附属や成蹊小と同様に安定した人気を維持しています。私のブログでも登場回数の多い附属ですので興味のある方はそちらを参考にしてください。
続けて、東京女学館(一般)です。今年は何故か一人しか受験されなかったのですが、見事合格を手にされました。心からお祝いを申し上げます。
続けて、湘南白百合幼稚園の合格報告です。都心の幼児教室なのに、毎年東京から受験される家庭があり、今年も一名だけの受験でしたが見事に合格されました。しかも二年保育は若干名の募集です。こちらも心からお祝い申し上げます。
そして、人気の東洋英和女学院小学部が続きます。高い能力だけでなく、子供の個性を尊重する選びは今年も健在でした。祖母の時代から東洋英和がとにかく大好きというご家庭をよく目にしてきましたが、自分の意思や個性を大切にする育ちの意味を理解できるご家庭にとっては最良の選択かもしれません。
定番であった掲示板発表が、結果の入った手渡し方式に今年から変更されたそうです。約600家庭の保護者を三組に分け、手渡しで合否を伝えたそうですが、その中の50名の合格者だけに渡される封筒は、合格通知の厚みのせいか「透けていませんでした…」というお父様からの生々しい話が印象的でした。
web発表が増えている時代だけに、合格の重みを肌で感じる掲示板や手渡しによる発表は残して欲しいものだと思います。
他校で補欠結果のご報告もありましたが、追加合格の一報が届きましたらお知らせすることにして…明日は日曜日ですから、3日の祝日から世間は三連休のようですね。
私立受験生にとっては、1日から四日連続考査の日々を過ごして来られた家庭も多いと思います。来週、成城学園や横浜初等部一次を受験される家庭は、明日ゆっくり休みをとって心身ともに疲れをお取りください。
慶進会は明日も休まず、受験家庭を支え続けます…
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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