年中・年長児対象 6泊7日の「山中湖サマー
スクール」二日目 「サマースクールの効果」
8月1日 火曜日 8:00
朝の散歩、帰りはランニング。
坂を走って登る子供達…追いつけない!
おはようございます。もう三日目です。
今朝も子供達は元気よく活動を始めました。
昨日までの二日間で、体力や取り組む姿勢の個人差がはっきりわかりました。教室の指導時間も長いですが、サマースクールは七日間の長丁場ですから、活動の種類も多いので、得意不得意が見えます。
年中児は、これまでの生活体験や活動が少ないので、新たな事に対する対応力や戸惑いの差がよくわかります。面倒な事に対しての逃避の仕方も幼稚ですが巧みです。
・すぐに「お腹が痛い、足が痛い…」と言う子供。
・やりたくない事はみんなと距離を置いて一人でいようとする子供。甘えればしなくても済むと思っている子供。
年長児と比較するとわかりやすい姿です。
他の子供の行動についていかないと自分が困ることになるので、日々受け入れる事が自然に増えていくのが集団生活の良さなんです。
自由保育の幼稚園や保育園で過ごすだけでは、子供が公園などに集まらず、兄弟姉妹が少ない現代の一般家庭では、社会性や協調性はなかなか育たないのが実情です。
家庭だと、言葉で説明して理解させようとすることが多く、結局何も変わらないことが多く気苦労を重ねている保護者も多いことでしょう。
素直さが目立つ三歳を過ぎると、親御さんの指導の有効範囲が狭まり、反発も強くなりますから、集団生活を多めにして社会性を身に着けやすい環境を用意してあげるのが利口な子育てです。
サマースクールは、一週間という短期間で一気に変化する可能性の大きい特殊な環境です。年中児は親から社会への移行を促し、年長児はなかなか変わりにくいものを変えたり、長所を磨き上げる環境と言えるでしょう。
「可愛い子には旅をさせろ」ということですね。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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