「子供に手を入れる」って…何をしたら良いの? part1
私が、当ブログで述べてきた『1~3歳までの子供に手を入れる事の大切さ』について、ブログ読者だけでなく、教室の会員にも「何をしたら良いのか教えて下さい!」という質問が時々あるので改めて述べておきましょう。
人は生を受けて、赤ちゃんから脱皮する第一歩として、立つ…歩く…言語を発するようになります。その時期に「どうしようもなく可愛い」という感情のフイルターを通して我が子を見てしまいがちです。
苦手な事と得意な事 大好きな事と嫌いな事 落ち着きの有無 器用不器用 活発か否か 淡白か積極的か 飽きっぽいかetc.
三歳程度の年齢までに、子供は上記のような「生まれつきの資質や気質を基にしたあり様」を、最も身近な存在である両親、特に母親にさらけだします。
保護者にとって大切なのは「冷静で客観的な目」と言うフィルター通して、我が子の「生まれ持った資質や気質」を見抜く観察眼を持つことです。
しかしながら前述の「どうしようもなく可愛いという感情」のフイルターを通して見る事も、子供にとっては他人からでは得ることのできない安心感を生み出す大切な栄養源です。
「子供に手を入れる為の条件」として大切なのは「冷静で客観的な目」と、「どうしようもなく可愛いという感情」の二種類のフイルターを併せ持って子供と接することだと言えるでしょう。