医師として多忙な日々を送るカソリック附属小学校出身のお母様と、温かく穏やかな人柄の会社役員のお父様が、大切に大切に育ててきたご長男が通うことになったのは青山学院初等部でした…
初等部のような教育と人的環境がご家族に必要と私が感じたのは、当会に通われてまもなくのことでした。
しかしながら、カソリック女子校育ちの母親が、男子校や共学校のイメージが見えるわけでもなく、附属小未経験の父親に附属の育ちがわかる筈もなく、私立附属の育ちを知らない保護者がほとんどの当会ですが、附属育ちの母親をもってしても、実は親としての立ち位置は何も変わらないのが受験というものです。
時を急がず面接を繰り返しながら、「社会体験数が多く、手を掛け過ぎるぐらいの教育と、教師と親の距離が近い附属小がこの子には必要」であることを伝え続けてきたように思います。その結果が青山学院初等部であったにすぎません。
両親にとって、私立附属の価値は六年間通ってわかるもの。
本人が附属幼小育ちの意味を理解し、親への感謝の気持ちが生まれるのは卒業後三十年が過ぎてから。
いつの日か実感される日が来ることを願っています。
入学おめでとうございます。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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