「雙葉小に相応しい親」を見抜くための質問とは?part1
雙葉学園小の合格報告について昨日発信しましたが、合格の条件として重要な親子面接について今回は掘り下げてみましょう。
「雙葉学園小の面接はチャイムが鳴ると終了!しかも僅か三分間…」
よく雙葉の面接で語られることですが、事実です。でも話の途中で「終了!」というわけではなく、長過ぎにならなければ最後まで聞いて頂けるので、ご安心ください。
雙葉小の親子面接について今回掘り下げてみたいのは子供ではなく、両親に対する質問です。三分間という短い時間で「雙葉小に相応しい親」を見抜くための質問とは?それが今回のテーマです。
つい先日行われた考査の質問内容は次のようなものです。
①最近の家族の思い出について述べてください。
②幼少期の家族の思い出について述べてください。
当会の生徒の例では、11月2日と3日の両日で行われた面接では、2日が「①が母親、②が父親」、3日は「①が父親、②が母親」と同内容ではありましたが、質問する相手が変わりました。
①は「自分達がどのような家庭を築きあげているのか?」
②は「どのような家庭で育てられたのか?」
短い返答時間の中で、ご夫婦それぞれの人生の履歴が見えてしまうような奥深い質問だと思います。
しかも用意した答えではなく(毎年異なる質問内容なので用意のしようもありませんが…)その場で引き出した無駄のない言葉を通じて「教養度や品格」そして「子を持つ親としての在り方や覚悟」etc.が短時間ではあるが故に質問者に対して示せる濃密な時間だと思います。
「最近の家族の思い出」が「富士山に家族で登り、家族の結束が高まりました…」のような、面接考査用に用意したようなエピソードなどでは示せない「日常的なものではあるけれども、その家族らしさが見えるような内容…」
「子育ては日々の繰り返しが紡ぎだすようなもの…」であることを理解して欲しいと思います。
さて、part2では雙葉学園小の過去の面接質問を振り替えって、その奥の深さを感じとって頂きましょう。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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