雙葉、暁星、白百合、東洋英和…幼稚園受験合格の為に手を入れるべきこと part2

雙葉、暁星、白百合、東洋英和…幼稚園受験合格の為に手を入れるべきこと part2

 

今回は、過去の暁星幼稚園の考査内容から考察してみましょう。

 

【1日目(親子遊び)】

 <6家族が一つの部屋に集められ>

・受験番号別に用意された椅子に着席。

・箱に入ったウマ・ゾウ・ウサギ・ワニ・ライオンetc.の動物が各自に用意されている。

・大きめの積み木が沢山入った木の箱が動物の横にあり、箱の側面に次の注意事項が貼られている。

①できるだけ高く作って下さい。

②安全な高さのお家を作って下さい。

③色のついた積み木は使わないで下さい。

 

【指示】

『これから積み木で動物たちのお家を作って下さい、所要時間は10分です。始めてください』

6人の先生が親子の遊ぶ様子を観察…

『やめて下さい、元通り片付けて退室してください。』

  

♪一日目の親子遊びの狙いは、『親が子供と遊びを通じて向き合ってきたか?』に尽きます

 

 

遊びは子供の仕事…とよく言われますが、親や他者と遊ぶことができない子供は、親子関係や社会性を育む事の大切さを親が理解していない結果とも言えます。

 

母親の就業の有無に関係なく、保育園や保育施設などに丸投げ状態にせず我が子と向き合うのは就園前の子供には必要なことです。

 

思春期の成長や将来の人格形成の為にも大切な関わりと理解すべきでしょう。

 

 

暁星は小学校受験でも二次考査で父子遊びを観察してきたように親子関係を重視しています。

家庭の遊び等を通じて、我が子の性格や行動面を掴み対処法を身に着けていないと考査で困惑しかねません。

暁星幼稚園や小学校を目指すご家庭は心しておくべきことだと思います。

 

 

思うように子供が行動してくれない為に慌ててしまい「積み木の箱の側面の注意書きの見逃しや忘れ」などの指示間違いをした保護者がいます。


考査直前の親子遊び対策などは付け焼刃にしかなりません。教室の親子参加授業を早い内から経験し、家庭でも子供と向き合う時間を重ね、その子に応じた対応や言葉掛けで我が子をコントロールする術を身に着けていないと、心を冷静に保つことが出来ないと思ってください。

 

幼稚園受験の考査は親子にとって修羅場のようなものです。初めての考査に臨む親はミスを積み重ねるのが当然と思って臨まないと、修正できないまま考査を終えてしまいます。

 

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【2日目(子供の考査)】

<6人が呼び出されホールに移動、保護者は待合室でアンケート記入>

①裏返しになっている服を表にして畳む。

②緑の折り紙を三角に折り、赤(大)と白(小)のシールを重ねて貼り(場所は自由)選択バサミで留める。(下記の指示の報告もありました)

*同じ生月(5月)で緑4枚、黄色1枚の指示

*(12月生まれ)で、シールを円に貼り、中央に1枚貼るの指示

③『たぬきさんの誕生日にウサギとクマとチョウチョがやってきました。ブタ君はサクランボのケーキを持ってきました』という内容のペープサートを見た後、いくつかの質問をされる。

④個別⑴

 △のパズル(積み木?)を組み合わせて、先生と同じ形を作る。

(大きい△や□を作るなど三問)

⑤個別⑵

 プラスチックの積み木(プレート?)をクマとウサギで分けました。

 クマに4個、ウサギに2個あげてください。

⑥個別⑶

 大人の上履きを巾着袋にしまう。

⑦運動

 (5月生)テーブルの周囲を(歩く・走る・ケンパー・ワニ歩きetc.)で一周回る。

 (12月生)花瓶に向かってボールを2つ投げる。投げ終わったボールを箱に戻す。

⑧遊び

 積み木やおままごとを使って自由遊び。

 

 

2日目(アンケート)

・子供の考査中親へのアンケートを行います。

「幼児期の躾に於いて、特に大事だと思われる事を三つお書きください。そしてその理由もお書きください」

 

持ち時間は約25分間。園長先生が開始と終了を伝えます。考査には全く無関係とのご発言がありました。(ノートなどを利用して記入しても構いません)

 

一日目の親子考査は約20分でしたが、二日目は約40分に亘り、子供の発達状況をじっくりと観察されています。

 

小学校の受験では全ての学校で総合力の高さを子供に求めていますが、子供に多くを望めない幼稚園受験であっても、暁星幼稚園は幅広い分野から出題し、総合力を身に着け親離れ子離れが済んでいる発達の早い子供を求めている事がよくわかります。

 

「暁星幼稚園の考査で結果を出すのには年中並みの発達が必要」と親御さんによくお伝えするのですが、能力の高さよりも心の発達や社会性を重視している雙葉や学習院などの幼稚園とは求めているものが違うと考えてよいでしょう。

 

男の子を育てる親に必要な「適度な距離感を持ち過干渉にならない子育て」を幼い頃から心掛けることが大切で、年少になってから急に関わり方を変えても思うようにはならないことを理解して欲しいと思います。

 

最年少や年少クラスの男子の入会時に感じる「親の手の入れ方の差」は、解説や面接の機会を通じてお伝えしている教師の正直な判断やアドバイスを受けとめ、家庭での在り方を徐々に変えて下されば十分に埋まります。

 

甘さばかりが目立つ育て方をされた子供は失敗や挫折を経験しない為、他者に対しての優しさも関わり方も身に着けずに大人になっていきます。

 

1~3歳の時期に可愛い可愛いだけの接し方だけでは、知育のバランスのとれた発達は望めません。たとえ厳しく接したとしても、その根底に我が子の将来を案じる親の深い愛情があれば子供の心は素直に育つものであることを信じて欲しいと願っています。

                     

 

麹町慶進会 塾長 島村 美輝        
〒102-0084東京都千代田区二番町9-2日興ロイヤルパレスB1
Tel 03-3265-7774 / Fax 03-3230-4737
http://www.keishinkai.ne.jp/

 

お父様・お母さまのための受験トータルコーディネートについての講演会を開催します。

講演テーマは「ご家族で取り組む受験スタイル」と「装いのマナー」を中心に「服育」の価値を学んで頂きます。

面談や考査時の立ち居振る舞いについての不安も解消しましょう。

 

・講演者

株式会社 コージアトリエ・プリュス

代表取締役社長兼エグゼクティブデザイナー

渡辺陽子先生

 

・経歴:

オートクチュールデザイナー渡辺弘二・長女

慶応義塾幼稚舎を経て同大学卒業後渡仏

パリ・オートクチュール組合校「シャンブル・サンディカル・ド・クチュール・パリジェンヌ」にて立体裁断、デッサンを修得。帰国後コージアトリエ入社

デザイナーの傍ら母として幼稚園・小学校受験を経験

 

パリ・ルーブル宮殿「KOJI WATANABE オートクチュールコレクション」にて作品を発表。日本皇室。著名人に向けたデザインのほか。慶応横浜初等部・慶応幼稚舎のスクールユニフォームのデザイン及び販売も手掛け、レディースのみならずメンズ、キッズのオケージョンスタイルに定評がある。

様々な場で「装いのマナー」「お受験シーン別の装い」「幼稚園・小学校別の装いの傾向」について講演を依頼されています。

 

日時・場所

  • 日時: 令和7年4月13日(日) 10時開場 10時30分開演
  • 場所: 慶進会幼児本部教室(地下)

*外部生の方の参加も可能です。詳細は当会にお問い合わせください。

 

 

 

 

コージアトリエ『ご家族で取り組むお受験スタイル』 - YouTube

 

 

 

 

 




 


 

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