11月2日(土)昭和女子大学附属昭和小学校の探求コースの複数合格報告を頂きました
昭和女子大学は、大正9年(1920年)に創立者である人見圓吉先生が文京区小石川に「日本女子高等学院」を設立されました。
学校法人昭和女子大学となったのは、昭和26年3月で、昭和28年4月に高等学校に小学校を付設、人見圓吉先生が初代校長に就任され、附属昭和小学校の歴史は始まります。
昭和40年代に系列中学から大学まで通った私の友人がいますが、それはそれは厳しい教育を受けたそうで、食事は完食する迄食べ続けなければならないなど、お陰で我慢強くなりましたと聞いたことがあります。
大妻や共立などの女子教育と共通のイメージが強かった昭和女子大学が、現在の高い人気となるきっかけとなったのは、平成の半ば頃初等部の「各教科の内容を生かした英語教育の実践」で読売教育賞を受賞した頃からでしょうか。
平成18年(2006年)英国学校「ブリティッシュ・スクール・イン・トウキョウ昭和」を開校し40か国以上の演じ・児童・生徒・学生が交流する世田谷キャンパスに発展し、令和6年からの国際コースと探求コースに繋がっていきました。
国際コースはインターに通う子供と同様の語学力を身に着けていないと入学できず、語学力は面接で試されます。ケンブリッジ国際認定校として認められた事も国際コースの高い人気の理由になっています。
ケンブリッジ国際と国際バカロレア(IB)は国際標準化されたカリキュラムの2トップと言われていますが、古き良きイギリス伝統の教育スタイルで国内でも10~20校程度に認定校しかないケンブリッジ国際に認定された昭和小学校は注目度抜群の存在です。(国際バカロレアは200校が認定)
*あくまで小学校だけが認定校なので中高は国際認定校のカリキュラムとなっていません。もし中高も認定されれば大学準備コースに一年通わなくとも、一気に海外の大学まで行けるものになるので期待できます。
目黒星美学園も昨年から、サレジアン国際中学高等学校(共学)に校名が変わりましたが、ケンブリッジ国際認定校となったので、男子は全員中学受験…という認識は無くなっていくかもしれません。
国際コースは1クラス36名募集(約3倍)で11月1日に考査が行われます。
探求コースは2クラス60名募集(約9倍)で11月1日・2日・3日に行われ、1日が不合格となっても(夜発表)2日以降に再度受けられる親切なシステムになっています。今回の合格者達は2日の受験でした。
昭和小学校はグローバル教育のイメージが強いですが、男女ともに中学受験の実績も高く(男子は全員外部受験)近年の小学校受験人気校の特徴である要素を併せ持っているだけに、昭和女子大附属昭和小学校の人気は近年高まる一方です。
合格おめでとうございます。でも彼らの受験はまだ続きます…
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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