11月1日(金)白百合学園幼稚園三保と二保の複数合格報告を頂きました。競争相手の多い女子のみの人気幼稚園だけに、よくお子さんを磨き上げましたね。
郵送の一次と異なり、朝10時に手渡しという近年では珍しくなった発表方法は今年も健在です。
3保より2保の方が合格数が多い結果でしたが、雙葉や学習院と比べると募集人数も少数で、子供の発達もより必要な2保の方が合格者数が多くなるのは当会では珍しくありません。
最年少クラスは入会時期の遅さが目立つ年で、平均的な年と比べると結果的に半数程度の生徒数でした。反対に年少クラス(2保受験準備&小学校受験基礎準備)は生徒数の増加の早い年で対照的でした
小学校受験の年中や年長クラスの子供に著しい成長を両親が促すことは、実は簡単ではありません。この年齢は、ある程度の人数による集団教育による経験が人的成長に必要であるために、教師の子供を伸ばす力量が親御さんより重要となります。
反対に幼稚園受験の最年少や年少クラスは、カソリック系の附属幼稚園合格条件である親離れ子離れを達成する必要があり…
⑴過干渉ではない親子関係の構築
⑵社会性の基盤を育てる教師の集団指導
の両方が不可欠なのです。
ただ、最年少も年少クラスも今年の生徒は入会時点で共に幼さが目立つ年で、⑴と⑵
を受験期までに達成することは大変でしたが、主任は何とか間に合わせたようです。
ところで、幼稚園受験を単願受験にしてしまう家庭は多いようですね、受験を考えた時に特定の園にしか興味を持てないのは無理のないことですが、小学校よりはるかに家庭と幼稚園の属性の一致が結果に繋がる受験です。一つに特定せず他の園にも目を向ける余裕が必要です。
幼児の受験は会社の就職試験に類似しています。就職に臨む学生時代を思いだしてくだされば理解できる筈です。
志願園の決定については幼児教室にも責任があります。小学校は保護者面接の無い学校から、相応しい親を選ぶ意識の高い学校まで存在する多様な受験ですが、幼稚園は違います。
幼稚園なのか小学校なのか、それとも中学受験以降なのか?
子供だけでなく親にとっても影響の大きい附属はどこなのか?
踏み込んだ相談であっても適切なアドバイスをしなくてはならないのが幼児教室です。
それは、ご両親と教室の間に「風通しの良い信頼関係」が前提であることは言うまでもありません。
本年度の新最年少クラスは、9月のスタート時点から体験指導が多く、母子分離授業になる11月からの集団指導に必要な生徒数が揃いました。
年長クラスも年中クラスからの会員が多く、11月から良きスタートがきれます。今年も昨年同様ご家庭を支え続けます。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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