かけがえのない友を送り出す…

けいしんかいは、最年少から年長まで各学年一クラスの教室です。総生徒数60名~70名の小さな幼稚園と考えてくだされば理解しやすいと思います。

 

当会得意の行動観察指導に必要な男女二チームから四チームに分かれて競い合う集団ゲームやディスカッション、ディベート…

グループ毎に行う演奏や劇で演じる側と観客側に分かれることの多い年長クラスは、最大25~30名程度のクラスに収まり丁度良い広さが確保されています。

 

まだ幼い為に他者と衝突したり転んでしまう可能性が高く、自分の事が精いっぱいで、他者を気遣うような意識が薄い最年少や年少各クラスは、最大10~15名に自然に収まっており、自由遊びやお遊戯などがやりやすい場になっています。

 

苦手な物でも逃げずに取り組む意識や、話を聞き発言をする気持ち、社会の一員としての振舞い等々、小学校受験に臨める子供としての基盤を身に着ける時期である年中クラスは、次年度の受験という時間的余裕がある為に、反復や継続が必要な学びを得られるクラスとして、年長クラスの三分の二程度の最大17~8名の人数に収まっています。

 

各クラスの定員を決めているわけではないのですが、教師たちにとっても保護者にとっても丁度良い人数に何故か収まるのです。

 

親にとって価値ある附属幼小を見出すために保護者と教師が尊重し合い、互いに支え合いながら、この教場で全ての子供達が幼稚園か小学校受験に臨み合格を手にする教室です。

 

東京都の附属小学校は11月初旬を中心に考査を行いますが(11月下旬の慶応横浜初等部,学芸大附属各校、12月中旬のお茶の水女子大附属、筑波大附属筑波を除いて)10月は大学受験や中学受験で良き結果を得る可能性の高い、東京都以外の私立附属小学校と、都内を中心とする系列幼稚園の受験が同時進行で始まっています。

 



この光景は卒業式を前にした10月ならではのものですが、親子面接や考査に臨むためにお迎えにきた親と一緒に、かけがえのない友となった子供達の声援を背に出陣していく写真です。

 

10月の授業では全員が揃う最後の指導日に行われる卒業式(10/30 水)までは頻繁に見られる光景です。

 



共に努力を続けてきた友の為に大声で声援を送る…

 

「今日は君が僕たち、私たちの代表だ!」「小学校の先生たちから、この学校に来ていいよ…という招待状をもらえるよう最大の力を出し切ってね!」それぞれの子供達は祈るような気持ちで送り出します。

 

10月はこうして本番の考査を経て、親の想像以上の成長を得て11月からの東京の受験に挑むのです。

 

我が子の幸せを思う親が勝手に決めた幼稚園・小学校受験ですが、大好きな親の喜びの為に努力の日々を続けた幼き戦士たちの思いは、最後は自分自身の為に…と変貌していくのです。

 

 

 

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