幼小受験準備を始めると、「発達が早く大人度の高い子供」が指示や要求を的確に理解し適切な行動をする傾向が高いので「発達が遅めで幼さが目立つ子供」を育てる親は不安になっていきます。親は、幼さを解消しようと様々な手段をとろうとします。
「成長の早い子供や年上の子供と過ごす機会を増やす」「赤ちゃん扱いせずに大人扱いする」等々、幼さを解消するための方法は色々です。
ただ「大人扱い」の意味を取り違えるのか、「対等な友人」のような付き合い方をしてしまう親がいます。早く成長させたい為なのか、自然にそうされているのかはわかりませんが、歳の離れた親子が友人のような接し方や会話をしているので、すぐにわかる光景です。
最近の子育ての傾向として、頭ごなしに叱らずに「何故してはいけないことなのか…」を子供の目線に立って、分かるように伝える親の様子を近年よく見かけます。
言語発達が目立つ二歳ぐらいからの様子と思いますが、理由を理解させるために「語る」ことが癖になってしまい、「大人だけが理解していればよい事」まで子供に語り続けてしまうケースが見られます。
結果としてどうなるか…先ずは、当会の生徒が毎年のように経験する考査中の事例を紹介しましょう。
part2に続く
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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