志望校・志望園を選ぶ視点(23)
塾長の立場からの視点 part7
幼稚園や小学校受験の志望先について「我が子はどこに合いますか?」と質問されることが多いのですが…
「ご両親に相応しく居心地の良い場所」
「ご両親の学びの多い場所」
「ご両親が貢献できる場所」
上記のように、両親にとって価値のある場としての選びが私にとって一番手の基準になることは何度もお伝えしてきた事ですが、子供にとって価値のある場所としての選びも大切な事です。
これは、医師家庭が「医師になる為に必要な最良の道筋」としての志望校(園)選びのようなものではないですし、もしその点を重視するならば、中学受験以降の機会で十分だと思います。
まず私立附属の先生方がご家庭をどのように見ているかという点について理解して欲しいと思います。
先生方は、子供だけを見て合格結果を出しているのではなく、ご両親や祖父母などの家系を通じた育ちの背景や、どのような職業に就いているかについて願書や面接で確認しつつ、以下の点を確認しています。
「我が子の将来の人物像に対してどのように考えているのか」
「そのために必要な育ちの環境についてのお考えは?」
「この学校(園)の教育や人的影響のどのような点が育ちに必要なのですか?」
子供にとって価値のある場所としての選び
という視点で考えた時、私も附属幼小の先生方と同様でご両親から確認が必須条件です。
その視点がご両親にあってこその附属の育ちですから、先ずはその点について漠然とでも構いませんからお伝え頂ければと思います。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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