志望校・志望園を選ぶ視点⑽
小学校受験編② 受験例A
【受験例A】
当会の第4~5回模擬テストで【Bランク】の結果を出している女子会員の志願例をご紹介しましょう。
*第4回は八月末、第5回は九月中に実施しています。
Aランク ⇒101点以上(140点満点/平均は約85点程度)
Bランク ⇒ 91点以上
Cランク(上)⇒ 81点以上
Cランク(中)⇒ 71点以上
Cランク(下)⇒ 61点以上
Dランク ⇒ 60点以下
【志望校選択の特徴】
①11月1日から本命校で受験をスタート。10月中の千葉・神奈川・埼玉県の小学校を志願せず、
②無宗教・カトリック・プロテスタント・共学・女子校…様々なタイプの附属が混在。
青山学院 東洋英和
幼稚舎 東京女学館(一般)
早稲田実業 慶應横浜初等部
雙葉・学習院初等科は志願のみ
③中学受験校や10月に受験可能な森村・西武文理等々の大学受験校を選択しない。
④同日でも何校かの併願校を用意し、考査日や時刻が判明してから受験校を最終決定する
☆合格校
青山学院・東洋英和・東京女学館(一般)
横浜初等部一次合格(二次棄権)
★入学校 青山学院初等部
「本命系附属小のみを受験する」典型的なパターンです。10月中に考査が行われる埼玉・千葉・神奈川県の大学受験校や中学受験校を受験して、考査や面接に親子で慣れておこうとする慎重な姿勢は微塵も感じさせません。
④のように併願校を多めにするのは、10月中の保護者面接の結果を考慮の上で、提出してみなくてはわからない考査時刻という性格上致し方の無いところであり、予定を立てにくい併願校の組み立て方と言えましょう。
当然ですが高い総合力を身につけ、好調時と低調時の幅の少ない心身共に安定している子供でなければ、本命系を中心に志望校を絞り込むというわけにはいきません。
Bランク以上の成績になると、大学受験結果を念頭に置きすぎた選びや、女子校のみの選択で、ミッション系に揃えてしまう偏った選びでの失敗ケースが結構あるので、ミッション校以外にも目を向けた視野の広い選択が大切となります。
もし、総合力がCランクの範囲で「本命系附属小のみを受験する」のような受け方をしたら、附属小との属性の一致度が高くても、補欠もしくは不合格が続く結果を覚悟しなくてはならなくなります。
願望だけで合格は得られるものではないだけに、10月の東京以外の考査をいくつか経験して、親子共に成長する謙虚な姿勢が必要です。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
〒102-0084東京都千代田区二番町9-2日興ロイヤルパレスB1
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