プロテスタント系附属の東洋英和は、考査日が礼拝日にあたる日曜日の年は翌日にずらしてきました。
長い間1日が定番だった考査日が、礼拝日と重なった一昨年から2日(面接は別日)が英和の考査日として定着し、他校との併願がしやすくなったように思います。
青山学院と同じメソジスト派のプロテスタント校である英和ですが、共学と女子校の育ちの違いだけでなく、保護者層も違います。
他のミッション校と比較すると、東洋英和や立教女学院は有名校ではあるけれども、親族や職場の同僚などの身近な存在に出身者や在校生家族がいない為にイメージがわかない方が多いことを感じてきましたから、青山学院と東洋英和の違いを理解されている方が少ないのは当然です。
理解できないまま準備を続け、願書を提出し面接に臨む家庭が多い為か、幼稚園も含め小学部の「面接時の先生方の反応の良し悪しがよくわからなかった」、「興味を持たれていないように感じた」という感想を持った方が多いのも事実です。
もちろん高い総合力を持つ子供であることは合格条件ですが、英和が似合う子供に育った理由ともいえる、ご両親…特に母親の英和との属性の一致も必要条件であることを知っておくべきでしょう。当然ですが、全く合わないご家庭も多く存在するということです。
合わない志願家庭にはその点をはっきり伝え、もしそれでも志願するのであれば、その理由が納得できるものかどうかを確認することが大切です。
東京の小学校受験も中盤戦になりました…まだまだ心穏やかにはなれない日々が続きます。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
〒102-0084東京都千代田区二番町9-2日興ロイヤルパレスB1
Tel 03-3265-7774 / Fax03-3230-4737
http://www.keishinkai.ne.jp/
コージアトリエ『ご家族で取り組むお受験スタイル』 - YouTube