10月18日(水)青山学院横浜英和小学校の複数合格報告を頂きました。
横浜市営地下鉄 ブルーライン 蒔田益(徒歩5分)、京急井土ヶ谷駅(徒歩18分)にある横浜英和小学校の歴史は古く、1880年(明治13年)メソジスト・プロテスタント教会のハリエット・G・ブリテン宣教師によって山手48番にブリテン女学校として創立されました。
1886年に横浜英和女学校に改称。
1900年には小学校、そして幼稚園を設立。
1908年小学校・幼稚園を本牧上台に移転。
1923年(対象12年)蒔田の丘に小学校を移転。
1929年(昭和14年)に成美学園に改称。
1996年(平成8年)に横浜英和学院に改称。
2020年に青山学院横浜小学校に校名を変更。創立140周年記念式典を実施。
70年近くも成美学園であったせいか、私には成美学園の方が馴染み深い学校名でした。当会は成城学園や二子玉川園で教室を長く運営していましたが、志願校としてよく名前のあがった横浜雙葉、桐蔭学園、湘南白百合、精華、清泉、横浜国大等に対して、成美学園時代も含めて、ほとんど受験される家庭が無く、知識も薄かったのですが、2020年に青山学院横浜小学校に校名を変更後、志望校相談に名前を聞くようになりました。
2019年4月に校名が変更された浦和ルーテル学院も含めて「青山学院係属校」になったことの影響は大きく、当然競争率も上昇しています。
「青山学院係属校」に認定されるためには 以下の条件を満たす必要があります。
①小中高の一貫教育を通して、大学との連携強化を志向する学校。
②青山学院の建学精神はもとより、歴史と伝統を理解し、共鳴し、その質を高めることが可能な児童並びに生徒を育成する学校であること。
③大学が別途定める進学基準を満たす生徒を育成する学校であること。
④校名に「青山学院大学係属校」を含むこと。
⑤在籍する生徒が大学進学を希望する場合、大学の定める入学資格を有し別途定める募集枠を上限とした進学基準を満たすこと。
尚、実際の推薦入学が行われる過程は以下のようになります。
①2031年4月から系属校推薦入学を可能とする。
*それまでは経過措置あり
②2030年に高等学校を卒業する者が対象。
③経過措置とは、2020年入試から2030年入試までは、一定の募集枠の範囲内で進学基準を満たす者とする。
「一定の募集枠の範囲内で進学基準を満たす者とする」というのがどの程度なのかはまだよくわからないところですが、そのうちに情報を入手できると思います。
横浜英和学院の係属校に対する考え方は、同校HPに「本校小学校が青山学院大学の系属校となって」という一文が載せられていますので、そちらでご確認ください。系属校になることで、青山学院との連携が様々な形で行われることになっていきますが、横浜英和小学校がこれまで行ってきた教育内容・活動が、青山学院大学の系属校となったことによって変わるということではないようです。
むしろこれまでの青山学院横浜英和小学校のめざす教育が評価されての系属校化です。この教育内容にさらに青山学院大学の教育との連携が加わり、ますます充実した小学校教育を目指したいと述べられています。
当会の初の合格者が、併願校の中で通学することになるかは不明ですが、新しい縁を持つようで、私たちにとっては嬉しいことです。来年受験をされるご家庭の方々は是非説明会に参加され、プロテスタント校の青山学院、聖学院、東洋英和。浦和ルーテルと比較して欲しいですね。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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