小学校受験準備をブラッシュアップ
「受験直前の過し方 part6」
初めての幼稚園・小学校受験の方に述べておきたいこと…
親の迷い…それはいつまでたっても脱出できない迷宮のようなものです。
一つ解決しても、暫くすると再び迷いだす。自分は正しいのか否か…
他者に相談をする…
最も無駄かもしれないのが受験経験のある親に相談をすること。
その親の視点で理解した学校観や教職員、親の層を確認することは可能ですが、それぞれの家庭によって合否条件が異なるのが幼児期の受験です。他者の受験手法や意見を聞いても参考にはなりません。願書や面談についても各家庭が異なるものであり、定番など存在しません。
人真似をしても、自分らしさを無くすだけです。
次に無意味なのは、経験が浅くマニュアルに頼りっきりの教師や教室に相談をすること。セカンドオピ二オンは悪いことではありません。サードでも構いません。ただ保護者の背景や人柄を知ろうともしないで助言したり、受験は皆同じ的な考え方をするような相手は考えものです。保護者にも相手の力量を見抜く眼力が必要です。
でも、私が最も困るのは、他の教室や知人などへ相談を繰り返して結局自分で意思決定もできず、結果を他者のせいにしがちな保護者でしょうか…仕事なら二度とお付き合いしたくない相手ですが、私立附属幼小の出身者は1%しかいませんから、知識不足故に相談をしすぎて迷宮に迷い込む方は多い筈で、同情するしかありません。
受験家庭は、迷うものです。でも直前の迷いは芳しくない結果を生むだけです。迷いは暑さが峠を越える時期までに無くさないと前に進めません。時間はあっという間に過ぎていくのですから。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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