幼稚園・小学校受験準備をブラッシュアップ
「私立幼稚園・小学校受験対策 夫婦は考え方を揃えて面接に臨むべきか?」
当会の願書対策は既に始まっています。
受験経験のある家庭の方が願書対策が早く、春期講習前後から願書のご提出が始まり目を通します。願書と面接の重要性をよく理解されているからこその事だと思います。
*私の願書添削は、お預かりして遅くても数日以内にお返しします。
初めての受験家庭にとって、どうしても子供に力をつけることで手一杯の時期ですから、親の準備は後回しになるのは無理のないところです。
毎年、100以上の面接質問への口頭の返答を文章化したノートを、数か月前から私に週一回程度提出する方が複数おられます。特に幼稚園受験家庭に目立ちます。
提出された文章に対して、コメントや質問等を書き入れて返却することを繰り返します。しかも同じ質問に対して夫婦それぞれの回答を描き込む方も多く、夫婦の考え方の違いが明確になります。
そろそろ十分な時期かな?と判断したら願書記入を提案します。そのような家庭に、前年度の未記入願書コピーをお渡しすると、一週間後には1~2校(園)の願書を提出されます。
私の願書アドバイスは、文章添削のようなAIでも出来るようなことをするのではなく、この家庭(両親)ならではの願書を生み出すためのアドバイスをするためのものですから、前述のようなノート提出を通してとか、願書記入の為の面談を行い、この家庭(両親)にしか書けない願書や面談材料を導き出す為のものだとご理解ください。
ところで「夫婦は考え方を揃えて面接に臨むべき」と信じている方が多いのですが、誰がそんなおかしなことを言い出したのでしょう?夫婦は家系や育ちの違いがあるからこそ、相手に魅力を感じて一緒になるのですから、違いがあって当たり前です。各々の正直な思いを伝えなくてどうするのでしょう?
願書は、夫婦のどちらか一方が記入するので、記入者の本意が反映するものです。だからこそパートナーの考えを含み過ぎた願書は焦点のぼけた願書になってしまいます。パートナーの意見を反映していないからこそ、改めて志望理由や記入内容への質問を、記入者ではない方の親にするのです。
夫婦の理念や思いが同じなどと先生方も思っていません。その違いも含めた夫婦の魅力を確かめるための面接であることを忘れてはなりません。
さて、葉桜の時期になりました。子供のことばかり心配している場合ではありません…今月実施の幼稚園受験クラスの会員向けセミナーは、「面接と願書対策」もテーマに入れています。
有意義な機会にしましょうね…
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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