幼・小受験準備をブラッシュアップ
「いよいよ春期講習です。幼小受験に残された時間は７か月…」
さあ、いよいよ春期講習です。９～10月から始まる関東の受験までに残された時間は６～７か月となりましたね。
保護者の方々からすると、残された時間が短いように感じて焦る時期かもしれません。
私の感覚では、まだたっぷり時間が残っている気がします。長年この仕事をしているので、指導の流れが見えているからかもしれません。
初めての小学校受験なのに余裕を感じる方は、春期講習までに基礎段階が終了していて、これから行うべきことがある程度予測できるからだと思います。当然子供だけに目を向けず親として準備すべきことにも着手可能な家庭と言えます。
でも幼稚園受験は、春期講習から７月末の夏期講習迄の期間、基礎段階と言っても良いでしょう。特に三年保育受験準備の家庭は、初めての子育て経験の中での受験ですから、受験情報など気にする時期ではありません。情報収集しても、何ら役に立たない時期だと言っても過言ではない時期です。
まだこの時期は子供との向き合い方、関わり方が定まっていない時期です。子育ての最中に受験が行われ、各家庭の子育ての結果を判断されるのが幼稚園受験なのですから、先ずは自分たちの子育てを確立することが先決です。
志望園、志望校の絞り込みもこれからです。幼稚園受験も小学校受験も、これから頻繁に行われる学校や園の説明会等にも足を運ぶ機会が多くなり、学校や園を直に見る事で、絞り込みもしやすくなると思います。子供と向き合うのと同様に学校や園に真剣に向き合って親として用意すべきことを着実に進めて下さい。
現在の準備状況が順調かどうかは、受験準備の中盤から後半戦の成長への大切なブラッシュアップだと思います。自己判断が可能なのは良いことですが、今一つ自信の無い方は当会の総合模擬テストや2，3歳児発達診断を受験されたらどうでしょう。
小学校受験準備模擬の6月の第三回までの模擬テストは、合格判定には時期が早く、習熟度判定の意味合いを強くしています。
幼稚園受験準備は前述のように基礎段階がまだ続きますから、当会では2，３歳発達診断テストの第一回を6月に用意しています。発達の遅い子供の仕上がりは9月以降で十分に間に合うぐらいですから、6月の第一回発達診断テストでは、手が入っていないところはどこなのかを見極めるための利用でも良いのです。
結果郵送後に行われる面談の機会を、プロの判断を聞く機会として大いに利用してください。セカンドオピニオンとしての利用でも構いません。
また、志望校(園）絞り込み・パートナーを理解者や協力者にする・各家庭独自の願書や面接の核を作り上げる・家庭学習の内容や方法etc．この時期にきて思い悩む保護者の悩みも塾長カウンセリング等を通じてスッキリさせる時期です。どうぞご利用ください。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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