11月9日(水) 雙葉小学校附属幼稚園(2保)の複数合格報告が届きました。
キリスト教教育の附属幼稚園の人気は今年も相変わらずでしたが、その中でも雙葉は別格の存在です。雙葉幼小は中学受験の女子御三家の系列校ですから当然かもしれません。ただ、御三家の系列校だから志願するのであれば、相応しい家庭とは言えないでしょう。
男女御三家中学の中で、雙葉だけに附属幼小の系列校が存在するということは、宗教校である雙葉の人的影響を受けた内部進学生と、雙葉の理念や宗教教育をよく理解している保護者の影響も同時に受ける中学であるということです。当然内部進学生の12歳までの育ちと、中学受験生の育ちはかなり違うわけで、それぞれが互いに影響しあう場という魅力があります。
偏差値の高い中学の附属幼小だから受験するのではなく「幼少期から雙葉で学び成長することの意味」の良き理解者となって考査に臨まないと跳ね返されてしまうということです。
しかも、雙葉幼稚園好みの保護者の狭さは、学習院幼稚園同様際立っています。雙葉幼小を志願するご家庭と長年向き合ってきましたが、合格の二文字を手に入れることは容易な事ではないのです。
カウンセリングの機会を通じて、外部生のご両親から雙葉幼・小受験準備(願書・面接・受験対策)に関してのご相談は多いのですが、毎年数名のご家庭から合格の一報を頂きます。もちろん不合格の一報も含めて、全てが私の学びになってきました。
合格された女子達は、高倍率抽選のお茶の水女子大附属や学芸大竹早幼稚園同様、志願者の代表として通うようなものです。合格された家庭は二年間の通園期間を大切にし、親子共に成長されることを願っています。
幼稚園受験も終盤戦です…一喜一憂が続きますが、体調を崩されないようお気をつけください。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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