11月5日(土)暁星小学校の合格報告が届きました。
昨年の暁星幼稚園の考査日程変更(親子面接を考査より先に行なう)は記憶に新しいところですが、小学校も親子関係まで踏み込んで観察する独特の親子面接を廃し、子供の考査中に提出済みのアンケートを確認しながらの両親面接を行うなど、最近の暁星は幼小共に改革する意識を感じます。
暁星小学校は、男子を育てるご家庭にとって成蹊小と人気を二分する附属小です。高学歴層という共通項はあるけれども好みが分かれる附属なので、私達がアドバイスをせずとも、ご両親の選択に迷いがないのが特徴です。
校風を決定づける「平均的保護者の育ちの背景」だけでなく「別学と共学」「無宗教校と宗教校」「自然豊かな武蔵野と都心」「小⇒大学と幼⇒高校」の違いもあります。
他にも小学校から大学までワンキャンパスの成蹊の人的環境や、90%近くが他大学に進学をするけれども大学附属の成蹊と、系列大学が無い暁星という条件の違いもありますね。
同じくミッション校の男子校である立教小や、無宗教系共学の学習院も平均的保護者の育ちの背景が上記の二校と異なるので、次の世代から育ちの背景を変えたい方針の家庭にとっても、男子の志望校選択は単純明快です。(早慶については当ブログのテーマ「合格バイブル」で御確認下さい)
両親のみになった暁星小学校の面接については、親子関係の観察が無くなった事により、極めてわかりやすい狙いが見えてきました。その分析については別の発信でお伝えするとして、幼稚園も含めて暁星は、保護者の質を高める意識を強く感じます。暁星の生徒になるかもしれない〇〇君のご両親にとっても、学びの大きい環境になると思います。
ミッション系男子校の代表である暁星の今後が楽しみです。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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