小学校受験準備を、年中クラスから始めようとお考えのご家庭へ　part3

年中児対象サマースクール参加者向けの説明会は、7月に３回実施しています。既に２回終了しており、今週木曜日に３回目を行います。

私は、サマースクール経験を４０回以上重ねましたが、参加者向けの説明会では案内書をお読み頂ければわかる筈という甘い読みを捨てるようにしています。

７日間の旅行ではなく生活を送るわけですから、教師が指導者としてだけでなく親の立場で終日面倒を見ることになります。でも必要な生活用品の用意は保護者にお願いせざるを得ません。

洋服や下着、女子のヘアーゴムに至るまで必要な数や品物について、解説書に詳細に提示しているのですが、家族旅行ではなく団体生活を７日間送る為に必要な品に対しての指定は、その理由まで漏らさずご説明をしないと、我が子を思う気持ちや思い違い故に不適切な準備になる可能性があります。

初日までに済ませるサマースクール準備を円滑に進ませるためにも、この説明会はとても重要になります。

また、幼児教室は子供を指導するだけでなく、附属幼小に通う意味を理解し、相応しい親とは如何なるものかを実践的に学んで頂く場であるべきと考えています。

附属幼小は、一般幼稚園や公立小とは異なる家庭との深い関わりが得られる場ですから、当会をコミュニティの一員になるための親にとっての学びの場にもして頂ければ幸いと考えています。

サマースクールは、我が子の大きな成長を短期間で得られるだけでなく、年中期までに子離れがどうしても出来なかった親が、一歩踏み出す為のきっかけの機会としても有効です。

サマースクール後の年中クラスで行う夏期講習及び9、10月の通常授業も、年長クラスに進級した後に飛躍する為に用意された、受験学年ではないからこその子供の学びであり、ご両親にとっても附属小に通うための、大きな学びを得られる機会になると確信しています。

当会は、親子両方の成長が可能な幼児教室です。年中クラスの指導体験や夏期講習等々を利用して一歩踏み出して頂ければ幸いです。