6月9日(金)東京都市大附属小学校を訪問しました。
麹町教室のみにする前に経営していた成城教室（30年間）二子玉川教室（10年間）では、東横学園時代の受験指導や在校生の補習指導経験が豊富でしたから、都市大附属小は親近感を感じる学校です。
東京都市大学を中核に幼稚園から大学までを擁する五島育英会の元役員が、たまたま大学のクラブの先輩後輩の関係の為、校長先生や教頭先生にもお声がけがしやすく、人脈の大切さを切に感じますが、合否に無関係なのは他の附属同様です。
私達が出来ることは、その附属幼小に合格する条件を満たすだけの力量や魅力ある子供に育てる事と、ご両親にその附属幼小の価値を理解して頂きながら、両親が相応しい存在になるよう導くことぐらいです。
その為にも、幼児教室対象説明会にご招待頂けるのは、教室経営者としてありがたいことなのです。
都市大附属小学校に興味のある方は、学校説明会で確認可能ですから、施設や授業の様子は今回省くとして、今回の説明会の授業見学で特に印象に残ったのは、低学年に手厚い教師の人数（副担任的な）と、iPadを駆使した授業でしょうか。
私達の世代が大切にしてきた教科書やノートでは得られない可能性を秘めたiPadは、生徒たちにとって運動中を除く全ての科目の授業で手放せないツールのようです。
教科書やノートではなくタブレットを手にした先生方の姿も目に付きました。
以前、宝仙小学校の一年生のiPadのアプリを拝見した時も感じましたが、社会に出た時に必要な語学力やツールを早期に身につけさせる指導は、私立ならではのフットワークの良さ故のものなのでしょう。
2022年度入試では、146校が英語（選択）入試を実施する時代です。私立附属小学校も時代を見据えた変革を必要としているのでしょう。コロナ禍のオンライン授業は、伝統的な授業の在り方を加速度的に変えてしまったようです…
それだけに、私立附属小学校の最大の魅力である「育ちを大切にした教育と人的環境」を学校側も保護者も今まで以上に重視して欲しいですし、変わらないものの価値も大切にして欲しいと思うのです。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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