10月19日(火)精華小学校の複数合格報告がありました。
当会の年長児は、10月に埼玉県、千葉県、神奈川県の附属小を受験される家庭が多く、それぞれの校風や保護者層、考査内容だけでなく、どのような家庭や子供に向いているかを把握しています。
神奈川県の精華小学校は、JR横浜駅近くの小学校ではありながら、都心在住の会員も含めて洗足学園と人気を二分する中学受験校です。古い話ですが三十年以上経営していた成城学園教室(二教室)の室長時代から、人的関係を大切にする精華小の大らかな教育環境についてよく在校生から耳にしました。担任2人で2クラスを受け持つ学年担任制のきめ細やかな教育が特徴です。
現在も精華小は、法人勤務や医師家系の方の志願校として安定した人気が続いているようですから、校内の空気や教職員や保護者の人的な類似性を感じる方が多いのかもしれません。
私立附属の中学受験校や大学受験校は、系列高校や大学への内部進学者が多い附属と同様にそれぞれ特徴的な校風が存在します。その違いは創立者の理念よりも、平均的な保護者層の違いから生じているように思います。
精華小の創立は大正11年ですからもうすぐ100周年の歴史を刻む名門私立校と言えるでしょう。系列に神奈川学園中高がありますが、約80名の在校生のほとんどが中学受験を希望されると思われます。
当会は都心の教室なので、本命校の併願校として選ばれるご家庭が多いのですが、横浜在住の方には本命としての価値ある私立附属小だと私は確信しています。
洗足学園同様、大学附属と同様の広い領域、多様な形式の出題が特徴です。洗足学園よりは枚数が少なめですが4~5枚のペーパーも利用しながら、応用範囲の広い子供を選抜する精華小…手強い附属小です。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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