９月末の埼玉県の私立附属から始まった昨年の受験期は例年以上に忙しく、12月中旬のお茶の水女子大附属小学校の受験まであっという間に時が過ぎていったように思います。
結果的に、幼稚園受験及び小学校受験の両方で、この十年間で最良と言える合格結果を残せたのですが、世の中が自粛ムード一辺倒の中で、例年と変わらない指導体制を続けられた事と、保護者の皆様が良き結果を残すという目標達成に向けて、気持ちを一つにして教室を支えて下さった事が最大の要因であったと確信しています。
非常時であるほど力を出す人がいますが、今思い返すと当会に関わる人たちのほとんどが、コロナ禍だからこそ力を出し切ったのではないかと思えてならないのです。
親の不安は子供に移るものですが、腹の座った親のいる家庭は、親に対する心配を子供達が持たず、自分の事だけ考えられる状況を生み出し成長し続けるものなのです。
結果がそれを証明しています。
受験後半期、今年のご家庭の健闘を見届けながら、令和三年の私自身の目標を立てることが出来たのは、好結果が続く故の事だと思います。
・例年以上に行動的な日々を過ごす事
・新しい試みを積極的に行う事
・他の教室の方々との交流を増やす事
・良き刺激を得られる異業種の方々との交流を増やす事
自粛ムード一辺倒の世の中に逆らうようですが、「可能な限り能動的に生きてみよう」というのが令和三年度の私の目標です。
景気の良い時、結果の良い時ほど新たな試みをしないものですが、良い時ほど行動すべきであり、それを怠ると厳しい時期を迎えた時に身動きがとれなくなることを過去の経験で知っているだけに、今年は年初めから心がけています。
今日は、面接や考査に臨む両親と子供の装いについて、「新しいお受験スタイル」を提案されているデザイナーの渡辺陽子さんに、幼稚園受験主任と一緒に話を伺いました。
受験のための親子の装いについては、私達も長い間アドバイスを続けてきましたが、画一的なものでなく、「そのご家庭だからこその装いが必要」であるという共通認識を確かめ合うことが出来、今後互いに関係を深めることを約束することができました。
装いだけでなく、ヘアメイクに関してもアドバイスを頂けますから、迷いのある方はご相談されると良いでしょう。
この時期は子供の成長ばかりにとらわれがちですが、夏近くなってから慌てないよう早めの対応が肝要です。
思考力upの為のペーパー指導のツボ⑴
小学校受験のペーパー教材を用いて、お子様の思考力を伸ばすために、 ご家庭でお母さんが、どのように指導すればよいかについて講義させていただきます。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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