今回の新型コロナウイルス感染の国民への影響を見ていると、自宅から一歩も出ない生活を続け、思考も行動も停止してしまったような人々と、気を付けてはいるけれども比較的自由にマイペースな生活を続けている人々の両極化が進んでいるように思います。
飲食店の経営者から、営業を続けているお店に対して自粛警察のような人から抗議を受けた話を聞きましたが、平常時には考えもしない行動をとるのが人間という生き物なんだなとあらためて思います。
連休が明け、当会も昨日から教室再開の一歩を踏み出しましたが、四月に全く途絶えていた指導体験や夏期講習へのお問い合わせも頂くようになりました。
東日本大震災の後、一カ月間一本の問い合わせが無かった事を思い出すような一月でしたから、受験を予定しているご家庭の意識も少しは前向きになってきたのかなと、少しほっとしています。
休室が続く中、結構カウンセリングの依頼が入っていたので、いつもより長い時間を割いて対話をしたのですが、思い返してみると医師の職に就く家庭が90%を超えていたことに気づきました。
幼稚園や小学校受験を目指すご家庭の医師家庭比率の高さは相変わらずのようで、医師家庭の幼少期からの教育への関心の高さは相変わらずのようです。
東本大震災の後の不景気を感じない職業の代表が、大学病院を代表とする総合病院の勤務医師家庭でした。しかしながら歯科医院やクリニックの多くは経営がままならない状況に陥っていてしまった事を記憶しています。
今回も四月から経営が成り立たないクリニックが増えている中で、総合病院の先生方は、不景気を感じることも無いままになるのか?それとも院内感染を恐れる人が多いために、総合病院でさえも患者さんが減少するのか不明です。
ただ、今回の騒動の中で、ただでさえ清潔な国民が、これ迄以上に手洗いや消毒を心がけ、交通機関内だけでなく常時マスク着用が一般化したために、四月以降風邪やインフルエンザの患者がいなくなるという結果に繋がったのも確かで、ワクチンに頼らずとも自分で予防が可能であることを学んだという良い面も生じたのではないかと思いました。
歯科医の虫歯予防指導は、患者さんを減らすのではないかと感じてきたのですが、今後は内科や耳鼻咽喉科などのクリニック経営にも影響があるかもしれないですね。
思考力upの為のペーパー指導のツボ⑴
小学校受験のペーパー教材を用いて、お子様の思考力を伸ばすために、 ご家庭でお母さんが、どのように指導すればよいかについて講義させていただきます。
2020年度 山中湖サマースクール【7月26日(日)~8月1日(土)】
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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