私の教室では、小学校受験対策で…
・総合回年５回
・特別回年２回
幼稚園受験対策では…
・２/３歳発達診断テストが年２回
麹町一か所しかない幼児教室としては結構な回数だと思いますが、模擬テストは確か昭和40年代から行っていて、教室数が多かった頃は考査会場も三か所ありました。
様々な地域から挑戦された膨大な数の受験生のデータを基に、受験生に相応しい子供達に育て上げる為に必要な考査として自信を持ってお勧めします。
しかしながら、中学受験などの考査と違い、幼小受験の考査は机の上だけで行うものではないので、模擬テストを本考査のシュミレーションと捉えるのには無理があります。
慣れた教室で受け続ければ、精神的にも楽なので実力を発揮しやすいでしょうし、幼児教室は幼稚園や小学校の様子とは全く異なる場の上に、考査方法も様々で全てに対応することは不可能ですから当然のことなのです。
学校別テストは、過去問中心の出題内容をそろえているので、志望校を絞り込んだり、絞り込みたい保護者にとっては意味のある考査だとは思うのですが、本考査を再現することは到底できないことを保護者は理解しておくべきでしょう。
私は、どのような考査内容にも対応できる子供を育てたいと思っています。過去問を再び出題するほど有名附属幼小は甘くありませんから、授業で学んだ分野は同じでも、模擬テストでは可能な限り初めて出会う内容を出題する方針です。
ところで、受験シーズンが迫ってくると、日曜日の度に模擬テストを受験するご家族が多いようです。日曜日に二回受けるのも珍しくありません。
でも、９～10月はなるべく模擬の回数を減らし、休日らしい過ごし方をする余裕が必要です。模擬テスト会場を渡り歩く日々は、我が子を疲弊させてしまうだけでなく、挑戦する意欲さえも無くしてしまいます。
保護者自身が我が身を客観的に見ることが出来なくなるケースもよくあるので、適切な受け方を心掛けて欲しいと思います。
いよいよ当会の小学校受験準備も４月５日（日）に第一回を実施します。会員にとっても３月までの達成テストと同じ意識では困ります。先ずは保護者から気持ちを切り替えて臨んでくださるよう期待しています。
思考力upの為のペーパー指導のツボ⑴
小学校受験のペーパー教材を用いて、お子様の思考力を伸ばすために、 ご家庭でお母さんが、どのように指導すればよいかについて講義させていただきます。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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