4歳以降の子供に手を入れる…part4「初対面の大人と接する経験を増やす」

4歳以降の子供に手を入れる…part4

 

新テーマ「4歳以降の子供に手を入れる」では、幼稚園受験適齢期を過ぎた4歳児の子育てと小学校受験で成功する親の在り方や指導について発信しています。

 

part3では、他の子供達からの影響を受ける場を利用する意識を持つを発信しました。

 

part4では、「初対面の大人と接する経験を増やす」大切さについて述べてみたいと思います。

 

読者の中で、我が子が大人と目を合わすことが出来ず、心配されている方はおられませんか?

 

この状態は時が過ぎれば自然に解消するわけではなく、幼児教室の指導を通じ、相手の目を見て向かい会える子供にしていくことは可能です。

 

この例のように、子供達にとって幼稚園や教室等々の先生が親以上の存在となることはよくあることです。信頼できる先生の関わり方や言葉は、時には天の声とでも言うべき効果を発揮するものですが、考査会場で対面する大人は初対面であることを忘れてはいけません。

 

ご両親の言葉同様、特定の教師の言葉しか聞き取れないために理解できず、時だけが過ぎていく経験は、子供の自信喪失を生み、不安な状態のまま次の考査に臨むことに繋がります。

 

他の子供たちからの影響だけではなく、初対面の大人と接する場を設け、場慣れならぬ人慣れの経験も積んでおくのは受験生にとって必須条件であり、子供自身で場を広げることが不可能な幼児にとって、大人への対応力は親の交際範囲の広さとフットワーク次第ともいえるのです。

 

一部の図太さを持ち合わせている子供を除き、後天的な経験の積み重ねで世渡りする力を身に着けさせるのは親の務めです。親の交際範囲の広さは、保護者のコミュニティとしての附属小学校の保護者となるための条件の一つなのです。

 

子供の努力同様、対人関係に対する大人の努力も、附属小学校に限らず子供を通じた社会からの影響を手に入れる為に必要だと考えるべきでしょう。

 

加えて受験に無縁のご家庭の子供たちにとっても、大人と関わりを持てる子供として成長し、社会性の欠如に繋がらないように、保護者に意識して欲しいと思っています。

 

 

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