立教生が新座中進学、青山学院初等部生二名が外部中学進学の報告に来会です。

先日、立教小学校の六年生が立教新座中学に進学の報告に来て下さいました。立教中学は池袋校と新座校があり、大半の生徒が何れかに進学します。

慶應に普通部(男子校)と中等部(共学)があり、学内の雰囲気の違いがあるように、立教にも個性の違いがある系列中学が二校あります。


昔からよく言われる立教ボーイらしい都会的な生徒の多い池袋校と、体育会運動部に属するようなタイプが多い新座校の選択は、各家庭層の違いを象徴するものであり、家庭と学校の属性の一致は内部進学の選びでも同じであることを感じます。


中学生にしか見えない程立派な体格の○○君は、新座校で吹奏楽部に入部することを楽しみにしているそうで、活躍が楽しみです。



続けて、今日は青山学院初等部生の男子二名が外部中学進学の報告に来てくれました。


一人は初等部から開成中学に進学した兄に続き、弟も同校に合格。医師家庭のご両親もホッとした事ことでしょう。


もう一人は、初等部から内部進学で高校へ進んだ姉と違い、4年生の終わり頃から中学受験の準備を始めながらも、バスケットやラグビーもフル活動を続け、見事に慶應中等部合格した生徒です。中学でも先ずはどちらも続けていきたいと夢を語っていました。


スポーツとの両立はさぞかし大変であったと思います。アマチュアスポーツ界で名を知られた父親も心から喜んで下さったと思います。


今年は男子生徒がかなりの割合で中学受験に挑戦されたそうです。青山学院の中村初等部長は、外部中学受験をされる家庭の意志を尊重して下さるそうで、初等部の活動と両立することを条件ですが、受験を考えるご家庭にとっても良き環境となっているようです。


私立附属幼稚園・小学校で濃い人的環境を通じて人格形成を目指し、中学以降は社会人としての目標を見つける為の経験や思考を積み重ねるのが私立附属の歩みですから、系列中学に進むも良し、他の中学に進学するも良しだと思います。


未だに私立附属幼小に入学したら、外部受験は不可能と思っている保護者がいますが、そんなことは全くありません。他の学校へ進んでも幼稚園・小学校の仲間やキャンパスはその子にとって一生の縁として続くのです。


各附属小学校の先生方から「君は一生この学校の生徒だよ!」と声を掛けて下さった例をよく耳にしますから、周囲の目を気にせず自身が正しいと思う道を選択することを親御さんも勧めてあげて欲しいと思います。


「中学受験準備をいつから始めたら良いのでしょうか?」とよく質問されますが、宝仙や国立学園、都市大附属、精華小、聖徳、淑徳…多くの中学受験校が育ちを重視した低学年教育を大切にし、人を磨いた上で中学受験準備をしています。それが私の回答です。


彼らのこれからの人生を、可能な限り保護者と共に見つめていきたいと願っています。中学入学おめでとうございます。


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