年中・年長児対象　６泊７日の「山中湖サマースクール」初日

７月30日　月曜日　１１：００

「心」「体」「頭」全ての成長を促す、しかも一週間で可能な限り…

 

ペーパーだけ得意でも世の中渡れません。

小学校受験の考査は陸上競技で例えるなら「十種競技」のようなもの。

  

ペーパー、個別、運動、行動観察、制作、絵画、巧緻性、社会性、生活力、協力、外遊び、家遊び、一人遊び、集団遊び、創作力…挙げればきりがありません。

 

  

各附属小学校で行われている高レベルの総合教育をこなすためには、バランスの良い総合力を身に着けていることが条件です。

 

 

幼稚舎や立教小のように行動観察考査しか行っていなくても、合格する子供は偏りのない能力を身に着けています。しかもその能力を発揮するためには、豊かな人間性や社会性、精神面の発達が必要なのは言うまでもありません

 

 

一週間という限られた時間ですが、保護者から離れ他者と過ごす合宿生活は「心」「体」「頭」全ての成長を可能な限り促す為に最良の方法です。加えて人的な魅力を生み出すために必要な多様な機会を与えることも可能なのです。

 

 

 

保護者が無用というわけではありません。子供にとっては神というべき存在なのです。しかしながら子供という手のかかる存在に、長期に亘って数多く関わってきた経験数がある者にしか「心」「体」「頭」全ての成長を個々に促すことは難しいのです。

 

しかも個人や小集団しか扱えないのではなく、小学校一クラス分の生徒全員を導ける存在でなければなりません。小学校の低学年の指導はよく難しいと言われますが、原点である幼児期の指導はより難しいのです。

 

さて、今朝は天候がいつ変化するか読みにくい山間部での生活故に、午前中に目一杯遊ばせて、午後に学習をする方法を年長主任は選択しました。二日目にしては思い切った方法ですが、これも長年に亘る合宿生活歴からの判断と言えるでしょう。

 

　　　　　麹町慶進会　塾長　島村　美輝　　　　　　　　　
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