参加型授業で親子テスト対策

6月5日(火)最年少クラスの一コマ

先日末の年長クラスに続けて、最年少クラスも保護者参加型の授業を行いました。

 

 

 

幼稚園受験考査では、子供だけの考査に加えて親子考査も行われるのが定番です。子供のみの考査である小学校受験準備クラスの、年中長児が受ける保護者参加型授業とは目的も違いますし、準備としての重要度も違います。

 

  

 

最年少・年少クラスの夏期講習前期(6日間)が、保護者参加型授業にしているのはその重要性故の事なのです。

 

 

 

母子分離が出来て泣かなくなった子供でも、母親が傍にいるだけで我の強さが目立つ行動が見られたり、ちょっとした負荷で泣き出したり、母親が困惑する場面をよく目にします。

母親の存在に影響されない本物の「親離れ子離れ」には、経験数がまだ必要なのでしょう…

 

 

 

参加型授業を終えて、様々な思いを抱いた保護者が第二教室に移動(主任解説の為)した後、母親から離れた寂しさで数名の子供がちょっぴり泣いたのも、普段と異なる様子でしたが、いつのまにか普段通りの楽しいお弁当タイムになって、本日の授業は終了です。

 

 

 

親離れ子離れの個人差が大きい2,3歳児が対象の幼稚園受験は、初対面の教師や場の空気感の違いから受ける影響の大きさに加えて、「親への依頼心」という高い壁を乗り越えなくてはなりません。受験対策で能力ばかり気にされていた母親が、考査会場で自分を見失う結果にならない事を祈るばかりです。

 

 

 

 

 

 

      麹町慶進会 塾長 島村 美輝         
102-0084東京都千代田区二番町92日興ロイヤルパレスB1
     Tel 03-3265-7774 / Fax 03-3230-4737                                        
      http://www.keishinkai.ne.jp/

 

 

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